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タイムトラブル!  作者: 栗原雪
第3章 EDO period
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ご対面

「将軍様! 例のこやつらを連れて参りました!」

大声で叫ぶちょんまげ男の部下。


「ご苦労だった。」

そう言いながら、ニヤリと笑ってこちらを見つめる。


首元の襟を掴まれて、連行されていたおとめ達だったが、将軍の所につくと

いきなり手を離されて畳の上に尻もちをついてしまった。


「イタタタタタタ・・・。」

鈍い痛みを感じる。


「お主ら、犬を殺そうとしたそうだな?」

冷たい視線を向ける将軍。

今にも殺されそうだ。


「いえ、そんなつもりで______」

否定しかけたおとめだったが、


「その通りである。」

きっぱり信長が答えてしまった。


(バカアアアアアアア!!)

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