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タイムトラブル!  作者: 栗原雪
第2章 MUROMACHI period
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事実

「つまり、わしの祖先にもお主らのように、異世界に行ってしまったという人が

 いるのじゃ。」

 

新事実を聞かされた、おとめと信長。


「それで、どうだったのだ? そやつが帰って来られたから、そなたは居るのであろう?」

早口の信長。

きっと、元の世界に帰る方法をいち早く聞きたいのだろう。


「そうだ。」

落ち着いた声で答える、義満。


「どうやって、帰るのだ?」

またしても、早口の信長。


「噂によると、何か危機に遭ったとき、て_____ 」


「うおおおおおおおおおおお!!」

いきなり、大勢の人たちが押し寄せてきた。


「うわあああああ~」

押されるおとめ。


「大丈夫か!? おとめ!」

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