表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タイムトラブル!  作者: 栗原雪
第2章 MUROMACHI period
37/47

英雄

「おとめ!!」


その声は障子がガラッと開くと共に聞こえた。


「信長・・・?」


「何だ、そなたは確か追い出したはずでは?」


「今すぐその手を離せ。」

「何を言っておる。 もうこの女子(おなご)とは夫婦(めおと)。 そなたの入る余地など。」

「おとめ___」


(何だか、悲しそうな表情にしている・・・?)


(これは、自分の人生。自分で進まなきゃ!)


「い、やだ・・・」

「おとめ?」


「助けて!」


「おい、何を言うておる!? そなたはわしの妻だぞ!」

強引に手を掴む義満。


「嫌だ、離して!!」

相手は男の人。

流石に力では勝てない。


そう思った瞬間、義満の手は離れた。

「離れろと言っただろ・・・!!」

信長は義満の手を掴み、そう言った。


「おとめ、ここから出るぞ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ