表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タイムトラブル!  作者: 栗原雪
第2章 MUROMACHI period
30/47

室町

「ここどこ?」

周りを見渡すと、煌びやかな建物が並んでいる。


「おとめ、通行人に聞いてみてはどうだ?」

「そ、そうだね。 そうしよう。」


(あ、あそこのきれいな着物を着ている女の人に聞いてみよう。)


(もし、タイムスリップしたとして戦国より後の世界だったら信長のこと知っているはず!)


「すみませーん、あの、織田信長ってご存知ですか?」

「いいえ。 そのような人物は存じ上げません。」

(ってことは、過去?)


「今って、元号何年ですか?」

「応永4年ですよ。」

「あ、ありがとうございます。」


===


「応永か・・・。」

「どうしたの?」

「以前ある書物を読んだときに、応永を目にしたことがある。」

「え!?」

「おそらく、今は室町の世。 それも3代将軍 足利義満(あしかがよしみつ)の時代じゃ。」

(う~ん。まったく分からない。)


「と、いう事は、過去に来ちゃったってこと?」

「おそらく。」


「何故この室町の世に来てしまったのだろうか・・・。」

信長は腕を組み、考える。


(室町時代自体は聞いたことあるんだけどね。)


(自分が未来から来たってこと教えた方がいいよね?)


「あのね、実は私______ 」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ