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タイムトラブル!  作者: 栗原雪
第1章 SENGOKU period
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タイムトラブル!

ある日のこと、今日も普通の一日が始まるはずだった・・・

私は、高校2年生の花園おとめです。

朝は友達の天宮城雅ちゃん(うぶしろ みやび)と、登校してます。


「雅ちゃん、歩きながら本読むのあぶないよ~」

「大丈夫。今、いいところなの! 信長ーーーーーーーーー」

「はあ。歴史のどこがいいんだか・・・」

溜息をつくおとめはバス停のベンチに座った。


(雅ちゃんは、タイムスリップしちゃってるしゲームでもするか)

おとめが携帯を取り出した瞬間、猫が奪っていくではないか!?


「え!? ちょっと~」

追いかけるおとめ、塀に登る猫。

(仕方ない。登るか)


「おとめ!?何やってるの? 早く降りなさいよ!」

「よいしょっと、と、とれた!!」

「落ちないように気をつけな。」

「オッケー」

クラッ・・・

(あれ?)


「おとめ!?」


ドスン・・・


「いたたたた・・・ 雅ちゃんごめん!! 重かったでしょ!?」

返事は返ってこない。

「え・・・ 雅ちゃんはどこ?」

周りを見渡すと、見たこともない風景。

のどかな田舎町といったところだろうか。

(誰かに話しかけてみよう)


(そこに、芝刈りをやってそうなおじいさんが歩いてる)

「あの~すみません。ここってどこですか?」

「ここ? 尾張の国やが。」

「東京ですよね?」

「尾張の国は尾張の国や。そうやろう?」

「今、西暦いくつですか?」

「西暦は知りまへん。天文23年や。」

「天文!?」

「わしは今から、畑仕事するんや。」

行ってしまった。


「今は平成の筈・・・これって、いわゆるタイムスリップ!?」

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