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タイムトラブル!  作者: 栗原雪
第1章 SENGOKU period
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奇天烈ハート

「そ・・・そうなんだ。」

(何、この気持ち?)


「嘘。」

「は?」

「偽りじゃ☆」

「なんなの!!! ばっかじゃないの!!」

そういって、おとめはその場を立ち去った。


「何か、気に障ることでもしたかのう?」


(何なの? 何故か、嘘だと知って嬉しい自分もいる・・・)


走るおとめ。

ドン!!


「わあ!! ごめんなさい・・・」

「構いませぬ。」

「あ・あなたは確か_________ 」

池田恒興(いけだつねおき)です。」

「そうでした!」

「先ほど、信長様があなたを探しておりましたよ。」

「え!? そうなんですか?」

「はい。 とても心配されたご様子で。」

(・・・。)


「信長様が人を探すなんてとても珍しい。」

「普通人探しってするもんですよね!?」

「あの方は、そういう方なのです。」

「はあ・・・。」


「私と信長さまは長い付き合いなのです。」

「いつぐらいから?」

「それは、分からないのです。」

「どういうことですか?」

「私と信長様は乳母(うば)兄弟なのです。」

「乳母?」

「乳母とは、本当の母親に代わって子育てをする女性のことです。」

「へえ~」

「私の母が、信長様の乳母を務めていました。」

「なるほどね~ だから、長い付き合いってことなんですね。」

「そうなんで______ 」


「おとめ_____ 」

(信長!?)


「それでは、私はここで・・・」

(恒興さあん!?)


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