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朝、起きたら銀髪少女になっていた

 めざましが鳴り響く・・・今日の朝の食事当番は俺だったな。作ってなかったら凜なんと言われるかわかったもんじゃない。


 宗宮そうみや家には両親が海外赴任でいないため、俺 宗宮葵と妹の宗宮凜で暮らしている。そのため兄妹で交互に朝ごはんの支度をしているのだ。


 くそ、昨日、夜遅くまで二丁拳銃のマガジンを同時に入れ替える練習なんかしなければよかった!と思いながらベットを出る。


なんだか頭が思い寝不足か?そう思いながらも洗面所へと向かう。

 蛇口から水を出し顔を洗う目もスッキリしてきた。

 そして、カラコンを入れるため洗面台の下にある収納からカラコンを取り出し目に入れようと鏡をみる。そこには、見たこともない女の子が写っていた。


 髪は流れるように綺麗な銀髪、そして深く飲み込まれてしまいそうな真紅の瞳。そして整った顔立ち。物語の中から出てきたようなとても綺麗な女の子だった。


 その子は俺同様驚いたように目を見開いていた。 俺は辺りを見渡す鏡の中の子も俺と同様辺りをキョロキョロしているしかし周りには誰もいないもう一度鏡に近ずき、頬を掴んで引っ張ってみる。すると、鏡の中の女の子も同様に頬を引っ張っている。


 「俺・・・?」


と驚いたように言うと鏡の中の女の子も同時に口を動かしていた。

 なんでこうなった・・・もしや、三日前部屋に魔法陣を書き闇の使者を召喚しようと試みた代償!?いや、一昨日の神への反逆の準備をしていたことがバレたのか!?など中二的な理由を考えているうちに、洗面所の扉が開け放たれた。


「お兄ちゃん、お腹へったー!早くご飯よういして・・・どちら様ですか・・・」

と驚いたように凛が洗面所の中途半端に空いたドアの外から顔を少し出しながら言う。


取り敢えず、俺は

「多分、君の兄なんですけども・・・中二病の・・・」

と曖昧に答える。

「こんな、美人さんがお兄ちゃんな訳が無い! あと、お兄ちゃんは中二病だって自覚してないもん!」

と言ってきた。 


はぁ?俺にだって中二病という自覚はあるわ! お前いつも俺がお巡りさんが来ると中二的な格好をやめること知ってるだろうが!


そう思っていると凛が

「じゃあ、お兄ちゃんという証拠を見せてください!」


と言ってきので、1年以上考え作り出した二つ名を言ってやる


「地の果てを統治し真正の世の理を統治し全てを闇に吹きさらし怒涛の意思を以てして貴様等全てをこの銃を持って粛清す、我が名は紅血 -レッドブラッディ-!!」


「ああ、お兄ちゃんですね。 どうしてそんな姿になっちゃってるんですか?」といつものように答えてくれる。


しかし今ので納得される自分って一体・・・ と地味に傷つきながらも妹を信用させることができた。

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