フリクション
「ねえ、このペンで何か書いてみて」
「うん……って、書けへんやん! インク出ぇへん!」
「おー」
「やめて恥ずかしい」
「ところが! 実際はインクはちゃんと出ているのです! 見えないだけ!」
「まさか、ペンまるごと暖めたとか?」
「そう! そのペンのインクは65度以上だと透明になり、そして、-20度以下に冷やすと!」
「な、わざわざドライアイスを……」
「ほら復活! なになに――“かけへん”と。おおー」
「やめて恥ずかしい」
「ねえ、このペンで何か書いてみて」
「うん……って、書けへんやん! インク出ぇへん!」
「おー」
「やめて恥ずかしい」
「ところが! 実際はインクはちゃんと出ているのです! 見えないだけ!」
「まさか、ペンまるごと暖めたとか?」
「そう! そのペンのインクは65度以上だと透明になり、そして、-20度以下に冷やすと!」
「な、わざわざドライアイスを……」
「ほら復活! なになに――“かけへん”と。おおー」
「やめて恥ずかしい」
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