クレーター ~ 月
気が 。。。つくと 俺は
いえ; わたしは 穴の中で うまれてい た
( 自我 という やつらし い )
このせかいは 感覚という こころ ・・・に ハッとさせられることが多い な
ああ・・・ うん そうだ ね
もうひとりの 誰か が 応え る 。
どこで 生を 受けて・・・も
じぶんは たにんに なれな い
( どんなに あこがれという 感情に 流され マネを してみたところで
結局の とこ ろ 自我【じぶん】は 自我 。 )
まずは 地上【あな】へ 出ていかなければ;
周りは ゴツゴツの 石に なっているみたい だ
ほかには なにもないみたい それに 暗い わ;
( ?!; いった・・・い アンタは だれ だ ? )
俺?
おれは ・・・そう だっ
麻って 言うんだ よ
フルネームが な? 小笠原 麻央【オガサワラ マオ】
って 言うの な だから アサ だ
今日から 麻と 呼んでく れっ
石 ・・・か
!あ 視て っ アンタ あっちに ひかりが みえる よ?
おま え; 他人の 話 ちゃんと 聴いてるの な ?
ったく こいつ は
たにん ? 外の 身体が くっついてるんだか ら 自分自身 じゃん ?
他人じゃない し
ま・・・ それは そうなんだ が
こいつ そういうことは 言うの な
俺は 語尾に 『 な 』 を 付けて 話すのが 好き だ 。
ふむ・・・ 光りまくっていて 眩しい奴だ な;
う; 暑い 身が 焼ける; もっと 優しく ひかりを 当てて;
( 形は 球【まるい】 ね )
一応 かたちは 同じなんだ な あいつ も
俺たちは 月という 生き物らしい な ?
って; また ひとの話 聴いてないの ・・・な
自分自身だとは 認識? あるんだ が 腹は 立つ 。。 。
良かれと 想い 向かってくる 太陽【あいつ】という 名の やくめを まっとうしてい る
強固な しげき が 俺・・・ いえ; わたしたちには あまりに 残酷 過ぎて
こころまで くだけそう だ
ふだんから 観えてる 者が きれ・・・い だと うっとりする
表面 【おもて】という わたし そして 下弦【うら】という 俺 。
だけど 現実【ほんとう】は 表でありながらも わたしの側【ほう】が
どちらかというと めだ たないから 陰の 存在 。
どうしても 表だから きれいに かんじられてしまう 傍らの 自分【ひと】
内側【なかみ】から だと 着飾っている わたし よりも 自我を ちゃんと 持ってい る
え? 俺を? ステキに かんじる???
アンタには ちゃんと 性別【おんな】を 固定 された 身体が あり
いつも 輝こうと 想えば こうして 輝けてい る 。
外界【そと】から も 『 本当に きれいだ ね 』 って・・・
太陽に 照らされながら 容姿を まわりに 認識 だって してもらえてるの な
アンタは 外界の 月として 堂々と 生きていられてるじゃない かっ
それに ひきかえ 下弦の 月である 俺とは 違う だろ ?
フフ・・・ お互いが あいてを 芝生に 感じてるって事 ね
確かに 身体という うつわ は ひとつ だが
おまえの 思考である 感情【じんかく】という 孤独【にんげん】は
鍵も なく 内界と 外界を ほとんど うろうろと 行き来していて
・・・ずっと さ迷っているから な?
思考【 たましい 】の 性別も 違う・・・
下弦の 月である しろい 俺は 性別が
半陰陽【おとこ と おんな】
必要に 応じて 女にも なる が 通常は おとこ だ
これから 生きていくのに 無理だけは したくないよ ね?
今日は わたし 少しだけ うごきたいから 三日月のように
からだを あまり 照らさない わ
( はしゃぎ 過ぎたくない の )
! おっと; それが;
もう 半月のように 体力を 満たして だれか が ログインしてる ぜ?
( ほかの 思考【じんかく】の 奴らが 外界の 身体で 動いてい る )
ほとんど 外界の主導権 を 制覇 されてるが 良いの か?
・・・気にしない わ
わたしは 私だも の
( 麻 わたしは ね? 縁あって 巡り合ったから なるべくなら
思考を 自由に させたい・・・の あ; けど
いきなり 時間が 経ちすぎてると 不安に なるから
記憶だけは なるべくなら 残しておいて欲しい な ;)
アンタは 俺たち 内界と 違って 楽観 的で マイペースなんだ な
相変わらず 羨ましい・・・ぜ
! うんっ 今は なんか知らないけど
満月のよう・・・に 全体的に 輝いていられる わ
( 体力が あふれすぎてい る )
だけど な? もうすぐ 新月という 日が 来たら
休まないと な? それは 俺たち全員が 一気に 眠るという
( 自然に 身体の方が うごけ なくなるんだ よ )
休息の きまりごと だっ
一度 そうなると 休むしかないもん・・・ね
いくらか 月日は ながれ た
俺は 内界を 司る 扉で 内界の者を 完全に 眠らせる事の出来る 能力を 持ち
実績と 名声を 今は 兼ね そなえた 医者 だ
( と いっても な?;
あくまで 参考 程度の 知識だから 完全体では ないんだ ぞ;)
これだけの 俺には 特徴が 内界では 有りながら も
外界で 俺の 容姿は みえない 。。 。
うまれたときから 透けていて 気づく人には
ほんの 一部の 下弦の月【じぶん】でしかな い
意外と これで 良いと 想って るんだ・・・
本当だ ぜ ?
【 !! ! うそつき 】 っ”。。 。
え?
俺の もうひとりに 突然 つきつけられた ことば だ 、 、、
外界という 世界に 全くの あこがれを かんじて いないはずが
!! !ないじゃ ん・・・
このまま 裏方【こせきにも のらない】 で 一生 良いなんて言った ら
アンタという 名の じぶん じしんの 感情【こころ】にも
大ウソつきに なってしまうでしょ・・・?
アンタには うそつきよばわりを されちまったか ら
本音を ここで 告げてや るっ
そりゃ・・・あ
最初は おれだって おおあばれした ぜ
なにし ろ いみふめいな ことばかりが おきていたんだから な ?
うちがわは 身体の 形が ハッキリしてい るのに
・・・まるで とじこめられているかの よう な ひどい 世界【こどく】だっ た
なんども 、なんども ?! うおっ”。 って
内界で さけびまくっ た
そのたびに アンタは 俺を 恐がっ・・・た
男性 恐怖症だし な ?
意外と 小麦粉アレルギーで 身体は 丈夫じゃない
普段から いくら 姿や 形が 視るひとの 眼には
ちゃんと みえていても
最初から わたしには なにも ない にんげん だっ
リアルで 愛されてるのは 内界だけの アンタ 達・・・で
【 それだけ じゃないだろ?; アンタが 俺を 羨ましく感じているのは
身体も 自分より 丈夫で なんでも 食べれる から アレルギー もない
体力も あり余り 滅多に 身体なんて 壊さない
それどころ か 外界の身体とは ちがって ときどき 若返りも あって
老いも あまり 知らない 消滅という 恐さがない 】っ”
『 これ以上は 言わない・・・で 』
俺が アンタの 外界での 自由を 妬むよう・・・に
アンタは 逆に 俺が 内界で いま もっている ものが 欲しい日が ある
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
芝生にみえるのは 孤独という こころを
連れていなければ いけないか らっ
一生 切っても 切れないという 一蓮托生の 生き物 だわっ
わたしと アンタという 月は
一人称が ただ 俺と わたし の 違いなだけっ
月も ね? 行ってみれば
クレーターと 呼ばれる 穴だらけなものなの よ?
輝いてみえるのは 世の中【しゃかい】という 太陽に
散々 照らされ続けているから
そうして どんな縁【かたち】で 出遇っても わたしと 俺は
ちがう 世界を 生きる それぞれが 同じ 人間だ わっ
はた眼から 視れば ね? 同じ 月のような 身体なの に
お互いが 考えている事は 別人格という名の 人間だから
まるで 違いすぎるくらい だっ
かならずしも 表が 存在するからと 言って
ひかり で在るとは かぎらないというこ と
わたしには はるかに 内界という 世界の側が 陽【ひかり】に
みえてならないの だ
一見 うらかたに 想える このせかいで ーーーーーーーー
fin




