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☀ 七不思議の怪  作者: 雪*苺
一二日目 【 金曜日 】
36/38

⭕ あとのまつり 1


厳蒔眞勇

「 ………………これってキノコンほう!?

  キノコンほうってにヤバいりょくしてたっけ??

  ──って言うか、キノコンがるって事か?! 」


厳蒔惷囹

「 マオ──、無事か!? 」


厳蒔眞勇

「 シュンシュン!

  オレは大丈夫だけど── 」


 あちこちよごれてるみたいだけど、どうやらシュンシュンも無事みたいだ。

 かった。


厳蒔惷囹

は危ない。

  避難するぞ! 」


厳蒔眞勇

「 避難するったってへだ? 」


厳蒔惷囹

「 キノコンがひそんでる場所に決まってるだろ。

  僕怪異(特異体質)の相手をしている隙に、キノコンの分身たいあちこちに配置させたんだ。

  セロフィートの奴! 」


厳蒔眞勇

「 セロがキノコンを呼んでくれたんだな!

  セロぉ~~(////)」


厳蒔惷囹

「 喜んでる場合かよ!

  僕おとりに使われたんだぞ!

  〈 (原質)(みなもと) 〉に変換すれば済むってのに、えて僕に倒さようとするなんて性格わるいだろが! 」


厳蒔眞勇

「 それはオレも思った。

  完成した眼鏡の性能を試したかったんだろ 」


厳蒔惷囹

「 セロフィートをかばうな!

  兎に角、移動するぞ! 」


 シュンシュンは陰陽術で結界を張ってくれる。

 飛んでれきから結界が守ってくれるから安心して走れる。


 キノコンほうはなたれている場所へ向かうとキノコン(分身体)た。

 キノコン(分身体)くちからキノコンほうはなたれている。

 なんか凄い光景を見てる気分になる。


 キノコンほうほうしゅつし続けられる仕組みが分からない。

 キノコンって不思議過ぎる怪物モンスターだ。

 取り敢えず、キノコン(分身体)そばれば安全だろう。


 完全に日が沈んだ。

 ぞらを見ても申し訳ないていにしか星は見えない。

 いまだにキノコンほうはなたれている。


 これ、まで続くんだろう??

 心無しか、結界がちぢまっててる気がする。

 いや、絶対に結界が狭くなってる!! 


 キノコンほうはなち続けていても、怪異(特異体質)いまだにき残っているみたいだ。

 劣化版って言ってなかったか??

 なんで劣化版がしつこい──しぶとさが有るんだよ??


厳蒔惷囹

「 あぁ~~あ、《 高等学校 》が跡地にはやわりだな。

  どうするんだよ、これ 」


厳蒔眞勇

古代エンシェント魔法マジックもとどおりにするんじゃないか? 」


厳蒔惷囹

「 おまえ、暢気だな 」


厳蒔眞勇

「 セロだし、なにか考えが有るんじゃないかな? 」


厳蒔惷囹

「 どんな考えが有っても、ロクな事じゃないのはたしかだろうな 」


 シュンシュンと[ 校庭(運動場) ]を眺めていると地上から “ なにか ” がじょうくうへ飛んで行くのが見えた。

 そのあとじょうくう魔法マジカルサークルが出現した。

 見覚えの有る魔法マジカルサークルだ。


 魔法マジック魔法マジカルサークルとは微妙に違う魔法マジカルサークルで──。

 もしかしたら、さっきの飛んで行った “ なにか ” って!!

 そう思った矢先、魔法マジカルサークルから激しい炎の竜巻とらいでんはなたれた。 


 広範囲攻撃を超えた回避が不可能なエグいほどの全体攻撃。

 やっぱり、あんなヤバいわざを繰り出せる人物と言ったら、オレは1人しか知らない。

 オレと同じを所持している弓使いの──。


厳蒔惷囹

「 盛観だねぇ。

  敵じゃなくてかったな、マオ── 」


厳蒔眞勇

「 そ…そうだな、シュンシュン。

  知らないあいだに明らかにりょくがってるよな。

  こんなに離れているのに全身が震えてるよ…… 」


厳蒔惷囹

「 ははは……。

  キノコンほうづるの弓攻撃をダブルでらったら無事では済まないな。

  これでかたくだろうよ 」


厳蒔眞勇

づるさん、てくれたんだな。

  セロが転移魔法で連れててくれたのかな? 」


厳蒔惷囹

「 そうだろうな。

  まったく!

  もっと早くづるを連れててくれりゃあかったのに!!

  高額な御札を使いまくった所為で、此方こっちは赤字なんだが! 」


厳蒔眞勇

「 シュンシュン…… 」


厳蒔惷囹

「 セロフィートに請求してやりたい気分だ!

  づるる場所にセロフィートもる筈だ。

  転移するぞ 」


厳蒔眞勇

「 お、おぅ── 」


 シュンシュンは陰陽術で転移術を発動させる。

 足元に出現した転移陣がまぶしくひかる。

◎ 訂正しました。

  って言うか、─→ ──って言うか、

  安心て走れる。─→ 安心して走れる。

  [ |校庭(運動場) ]─→[ 校庭(運動場)


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