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第22話

投稿遅くなってすみません。

「皆さんこんにちわ~!こんばんわ~!今日も響け琴の音よ!!Voice所属のバーチャルライバー、姫乃琴音です!!」


「今日は雑談配信でみんなから届いたマシュマロを拾ていきたいと思いま~す!!」


「じゃあ最初はコレ!!」


『琴音たん、好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き・・・・・・・』


「うん、ちょっと落ち着こうか・・・」

どうやら初手からクソマロを引いてしまったらしい。

さすがの天舞音もこれには完全に引いてしまっている。


「次は・・・」

そう言って天舞音は新たなマシュマロを拾う。


『最近琴音たんの声をペットのオウムに聞かせているとオウムが琴音たんの声真似を始めました。正直クオリティーは完全にオウムの方が上なので逆に琴音たんが私のオウムの物真似をしてほしいです。』


「まさか・・負けているのか・・・オウムなんかに?・・・この私が?!いや、それはそれで悲しいんだけど!!あと、なんでペットのオウムにVtuberの配信を聞かせてるんだよ!!さらに言うなら別にオウムに負けたからといって私がオウムのモノマネする必要があるある?」


これも一種のクソマロというやつだろうか・・・


「えーと、次は・・・」


『夏祭りボイスめっちゃ良かったです!!秋のボイスも期待してます!!』


「いや、あの~、その~・・・まだそのボイス出してないで・・・」


三つめのマシュマロはまさかの虚言だった・・・


「なんでどれもこれもクソマロばっかりなの!!ちょっとくらいまともなやつないの?」


まあこれもVtuberあるあるだ。

むしろまともなマシュマロの方が少ないはずだ。


「お、これなんか良さそう!!」


そう言って彼女が拾ったのは自演のマシュマロだった。


『高1女子です。兄とファミレスで勉強していたらみんなからブラコン扱いをされました。どうすれば解決できますか?』


「これだよ、これ!!こういうのが欲しかったんだよ!!」


自演であるはずなのだが事情をすべて知っている俺でさえ彼女の言動からは嘘っぽさなどを微塵にも感じなかった。

おそらくこの演技力も彼女の持つ才能の一部なのだろう。

まったく、日常生活では乱用されたくない力だ・・・


「う~ん、ちょっと解決法思いつかないな~・・・みんなは何か良い案ない?」


『もうブラコンを突き通すしかない!!』


『公衆の面前で兄貴を殴れば良いだけの話』


『自分の真の性癖を見つけてそれを皆に公表すれば?』

           ・

           ・

           ・

などなど多数のコメントが届いたが・・・

しかし、どれも天舞音が納得しそうなものではない。


しかもなんだあの2つ目のコメントは・・・めちゃくちゃ物騒じゃないか!!


「えーと、確かに自分の性癖を調べれば良い感じに解決するためのカギになるかもしれないね!」


そう天舞音が配信を行っている最中、赤スパと共に質問が送られてきた。


『ちなみに琴音たんの性癖は?』


「え~、それ聞いちゃう?うーんやっぱり純愛物かな?まじで寝取りとかは無理。」

まさか、兄の前で自分の性癖を晒すとは・・・」


さすが赤スパチャの魔力は伊達じゃないな・・・


そして特に何も新たな解決方法が見いだせないままただ時だけが過ぎていった。


「じゃあこれで今日の配信は終わりです!みんなお疲れ様~!!・・・・・も~、なんでこんなにも最適な解決法がないの???」


配信を終了した途端、そう天舞音は愚痴をこぼした。


俺は天舞音の配信の終了と同時に天舞音の部屋に向かっていた。。


「なあ天舞音、結局どうするんだ?良い案なかったぞ・・・」


「うーん、やっぱり公衆の面前でお兄ちゃんを殴るしかないか・・・・」

そう言って天舞音は配信中に出た中で最も物騒な手段を用いようとした。


「おいおい、それは一番悪いだろ!!(俺にとって)」


「冗談だよ!冗談!まあけど、打つ手なしてのは厳しいかな・・・」


「まあけど噂なんてすぐに消えるもんだけどな・・・むしろ下手に動いたら余計に疑われることもある。」


「それもそうだね!」


「あと今回のコメントで出た自分の性癖を探すとかもコンプラ的に大丈夫だったら全然これからの配信のネタになると思うけどな・・・」


「さすがお兄ちゃん!!確かにこれだったら行ける気がする!!」


「あ、あと次の配信でこういうことやりたいんだけど・・・・」


「おー!良いんじゃないか?これならライト層にもより多く見てもらえる機会が増えると思うし。」

           ・

           ・

           ・

その後も俺と天舞音は寝るまで配信のネタや計画について語り合ったのだった。


読んでいただきありがとうございました。

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これからも応援よろしくお願いします。

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