戦国時代にタイムスリップ!戻れないなら本能寺の変を俺の手でなかった事にしてやろう
はじめまして、風神雷神と申します。普段読書はほとんどしません。
小説を書くというのも初めてのことです。誤字や脱字、文章表現のおかしなとこ
ろが多々あろうかと思いますが、大目にみてやってください。
筆者は鈍間な亀で気分屋ですので、非常に遅いペースになるのではないかと思っ
ておりますがマイペースで執筆していこうと思いますのでよろしくお願いします。
指摘や感想などございましたら是非お願いします。
夏も終わりようやく涼しくなってきた10月に、祖父の持つ山に同僚の小山春香
とキャンプにやってきた。今年の春から快適にキャンプが出来る様に木を伐採し、
土を均しテントを張ったり、炊飯の出来るスペースを確保して準備を進めて来た。
とはいえ、一般のしがないサラリーマンの俺には春休みや夏休みなどなく、GWや
土日を利用してコツコツと作業を進めてきたわけだ。
職場では若手と言われる24歳ではあるが、夏場の伐採作業は流石に体に堪える
重労働だ。そんな中、社会人になって初めてできた同い年の彼女、小山春香が休日
には、お弁当を持って応援に駆けつけてくれるおかげで、効率を落とすことなく作
業に集中する事ができた事もあり、この秋に無事キャンプをすることができた。
テントやハンモック、食材や寝袋、調理道具をリュックに詰めてサバイバルナイ
フは腰に携行。2泊3日のキャンプだがそれなりの量の荷物になった。彼女と2人
で分担して荷物をかるい小高い山を登る。祖父個人の所有する山で、しっかりと整
備された登山道などあろうはずもなく、足元も良いとは言えない。20分程の道程
を登山しキャンプ地へと到着した。