4話 王都で
アルタ「2人とも紹介しよう、この人は盗賊から助けてくれたセナさんだ」
セナ「セナと申します」
そして頭を下げた
テスタ「セナさんですか、私は国王アルタの妻のテスタ・カルト・アステルです、助けてくれてありがとう」
セナ「いえ、先程もアルタさんも言いましたが、通りがかっただけなのでいいですよ」
テスタ「そうなの？でも助けられたらお礼ぐらいするよね？」
アルタ「そうだな」
セナ「王族の人がそんなにほいほい頭を下げたらいけないと思いますが」
アルタ「そんなことないぞ？娘のレナが特殊な目を持っていてな、心の色が見えるんだよ、それでその色が白色だったら、頭を下げる事にしてるんだ。レナ自己紹介しときな」
レナ「はいお父さん、私はアステル王国第1王女のレナ・カルト・アステルです」
レナの容姿は身長約150cm、髪の色は金色、目の色は右緑左黄緑だった
セナ「よろしくね、レナさん。ところでどうしてあそこに？」
アルタ「隣国へ行ってたからな」
セナ「そうだったんですね」
アルタ「王都に着いたらまず王城へ来てくれ、褒美を渡すからな」
セナ「分かりました」
そして王都まで来た
アルタ「もうすぐ着くぞ」
セナ「分かりました」
そして王城まで来た
アルタ「着いたぞ、セナさんは少し待っててくれるかな？セバスを呼んでくる」
セナ「分かりました」
そして少しして執事の人がやってきた
執事「貴方がセナ様ですね、私は旦那様から案内するように言われました、執事のセバスチャンでごさいます」
セナ「あ、はいセナです」
(ほんとにセバスチャンっているんだね)
セバス「では案内しますので、着いて来ていただけますか？」
セナ「分かりました」
そして後について行った
セバス「セナ様の服は珍しいですね、しかも質もすごくいいですし」
セナ「分かります？」
セバス「ある程度までは、これでも少しは鑑定が使えるので。それに旦那様のお側で働いてると色々見ますからね」
セナ「もしかしてこの服も？」
セバス「いえ、その服は質が高すぎて私の鑑定が弾かれます、腰に提げていらっしゃるその刀も同じく」
セナ「そうなんですね、鑑定って質が高すぎると弾かれるんですか」
セバス「はい、そしてステータスの場合は相手が強すぎると弾かれますね」
セナ「やはり、弾かれましたか？」
セバス「はい、これでも結構鍛えてるのですが」
セナ「そうなんですね」
《鑑定出来るよね？》
《はい、セナ様の場合神眼が鑑定の上位版なので出来ますよ》
《なるほどね、じゃあ使っても大丈夫かな？》
《はい、普通の鑑定の場合は違和感がありますが、神眼は無くなってます》
《じゃあ使ってみよ》
『神眼 鑑定』
[名前] テスラ
[年齢] 58
[種族] 人族
[性別] 男
[職業] 執事
[レベル]155
[HP] 25000/25000
[MP] 15000/15000
[物理攻撃力] 2500
[物理耐性] 1500
[魔法攻撃力] 3500
[魔法耐性] 2500
[素早さ] 4500
[運] 150
次のレベルまで:exp
[称号] 王家の執事セバスチャン
[魔法] 火 水 風 空間
[通常スキル]
剣術Lv9
体術Lv7
暗殺術Lv8
礼儀作法Lv10
[特殊スキル]
縮地Lv5 ｛レベルに応じて距離が変わる｝
空間収納Lv4｛空間魔法で作られた空間にものを入れる｝
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[加護]
闘神の加護Lv3
｛一般的に知られてる加護のレベルは、5までだよ｝
《わぁ強い…の？》
《一般的には強いですよ、冒険者ランクで言うならSSランクくらいですね》
《そのランクって？》
《冒険者ランクとは、冒険者ギルドでのランクですね、下から
D 茶色
C 黄緑色
B 緑色
A 青色
S 黄色
SS 赤色
SSS 黒い虹色
EX 明るい虹色
とあります、そしてEXランクは1人だけしかなったことはありません》
《1人だけって、バケモンだね》
《200年ほど前に召喚された勇者です》
《へぇそれって何人か召喚されたの？》
《いえ、その年は1人だけです》
《そうなんだ、なんか理由があったの？》
《理由は召喚する儀式をするための魔術師の不足ですね》
《なんで？》
《魔術師が不足した理由は召喚する少し前に、魔王軍がせめてきて魔導師が沢山やられたからです。そして魔王を討伐するために勇者召喚された感じですね、勇者召喚は少し前から計画されてたみたいですよ》
《じゃあもう魔王はいないんだ》
《いえ、魔王は普通にいますよ？》
《あれ？倒されたんじゃないの？》
《魔王は倒されると新しく1番強い魔族が魔王になるので意味が無いんですよ、ですが今の魔王は人間を滅ぼそうとは考えてませんから安全ですね》
《なるほど、じゃあもう勇者召喚は無いってこと？》
《いえ、勇者召喚はもう少ししたら行われるそうですよ？》
《なんで？》
《理由は魔族側が二つに分かれているからです》
《どうして？》
《それは人間と共存を求める側の魔王につく者と人間を滅ぼそうとする者です、そしてその滅ぼそうとしてく側が領地や国を潰し回っているからです》
《今はなんの対処もできてないってこと？》
《そうですね、国の軍を向かわせる以外は何も出来てません》
《じゃあその勇者召喚しようとしてる国ってどこなの？》
《ここです》
《ここ？》
《はい、ここアステル王国です》
《じゃあ今回は万全な感じ？》
《そうですね、召喚される日は今から約１ヶ月後、場所はこの王城の地下の広間、数は20人、日本から召喚されるみたいですよ》
《ねぇちょっといい？ルキア》
《はい、なんですか？》
《なんでそんなにわかってるみたいな言い方なの？》
《それは未来予知で見てるからです！》
《未来予知出来るの、他に何か出来るの？》
《そうですね、セナ様の身体を私が動かしたり、セナ様が使える魔法やスキルの1部を使えたりですね》
《私の体を動かせるのって転〇ラにあったオー〇バト〇モー〇みたいなやつ？》
《はい、そうですね。ちなみに種族をスライムにするとリ〇ルみたいになれますよ》
《へぇ面白そうだけどやらなくていいや》
ちなみにここまで話しているが現実では1秒も経っていない、ルキアと話すときは時間を止めたいりそのままでいたり色々できる
セバス「セナ様ここです」
セナ「ありがとうございます」
そしてセバスが扉を開けた
セバス「椅子に座って待っていてください、紅茶をお持ちします」
セナ「分かりました」
そしてセナは椅子に座って待っていると、少ししてセバスが帰ってきた
コンコン
セバス「セナ様、紅茶をお持ちしました」
セナ「どうぞ」
セバス「失礼します、もう少しすると旦那様が来られると思いますのでお待ちください」
セバスは紅茶を淹れながらそういった
セナ「分かりました」
セバス「どうぞ」
セナ「あ、ありがとうございます、いただきます」
そして紅茶を1口飲んだ
セナ「っ！美味しい」
(今まで飲んだ紅茶で1番美味しいかも)
セバス「ありがとうございます、では私は扉の外で待機してますので、何かありましたらこのベルを鳴らしてください」
セナ「分かりました」
そしてセバスが出ていき
数分後国王が来た
