2話 目覚め、そして武器作成
健一は森の中で岩に寄りかかった状態で目が覚めた
《起きてください、ご主人様》
「......ん.......ぅ........ん.....」
《起きて下さいってば》
「誰だ?俺の睡眠の邪魔するやつは」
そして健一は目を開けた
「ん?誰も居ない」
《ここですよ》
「どこ?」
《ご主人様の中です》
「え?どういうこと?」
《私はキルア様からあなたの異世界ライフをサポートするために作られたスキルです》
「じゃああの人がそのキルア様?」
《はい》
「じゃあ君がひとつ渡すって言ってたスキルか」
《そうですね》
「そうなんだ、君って名前あるの?」
《無いです、それと私との会話は声に出さなくても心で囁くようにすれば出来ますよ》
「そうなんだ、やってみるね」
《あ…あー聞こえる?》
《はい、大丈夫です》
《次は名前か、何がいいかな?んー……》
(親がキルア様だからそこから文字るかな、アキルもダメだな…ルアキもダメだ…そうなるとルキアかなしっくりくるのは)
《ルキアとかどう?》
《るきあ、ルキア、はい気に入りました!理由を聞いても?》
《それは良かった、理由は作った親がキルアだから文字ってルキアってね、1番しっくり来たしね》
《そうなんですか、ありがとうございます》
《まーいいよ、先にステータス見てみよ『ステータス』》
[名前] nowname
[年齢] 12
[種族] 人族
[性別] 女
[職業] 神々の使徒
[レベル]1
[HP] 100/100
[MP] 100/100
[物理攻撃力] 100
[物理耐性] 100
[魔法攻撃力] 100
[魔法耐性] 100
[素早さ] 100
[運] 10000000000
次のレベルまで:1exp
[称号] 最強の卵 神々の使徒 神々の遊び道具 この世の全てを超越できる者
[魔法] 火 水 氷 風 土 雷 光 闇 空間 時間 時空 終焉 虚無 状態 ???
[通常スキル]
なし
[特殊スキル]
なし
[固有スキル]
反転
完全創造
神眼
[武装]
なし
-------
[加護]
神々の加護Lv10{加護は10がMAXです}
「うん、なんかね?ツッコミどころ多すぎ、まずは名前が無いのは死んで転移してるから分かるけど、なんで性別が変わってんの?」
《それは私から説明します、キルア様に説明してくれと頼まれてるので》
《分かった》
《では、性別が変わっている理由は、スキル反転のペナルティです》
《ん?》
《反転とは物事を逆にするので反転のスキルを得る代わりに性別が入れ替わったのです》
《そう言えば説明されてる時に、ペナルティがあるって言ってたな、それか!》
《それです!》
《なるほどね、まぁいいかそのくらいのペナルティ、こっちに来たらやってみたいと思ってた事だし》
《ま、まさか!女の子になって、いかがわしいこと?》
《違わい、俺がそんなに変態に見えるのか!》
《いえ、今は誰が見ても美少女ですよ》
《美少女……か、ちなみに見た目は?》
《見た目は身長は160cmくらいで胸は少しですね、だいたいBカップです。髪の毛は真っ白で腰まで、そして目の色は右が紫で左がエメラルドグリーンですね》
{作者 これで私のTwitter見たことある人がいたら、バレる。意味わからない人は、1作目のあらすじにTwitterのやつ書いてるので見てみてね}
《身長縮んだな、まぁいいや頭ぶつけること無くなるから》
《ちなみに、どのくらい?》
《約2mだね、元バスケ部だからさ》
《そうですね、それだとぶつけますね》
《あ、そうだ。名前決めなきゃ》
《そうですね、どんなのが好みですか?》
《そうだな、それならゲームとかで女性キャラを使う時に使ってた名前のセナでどう?》
《いいですね、その名前は何故思いついたのですか?》
《いつの間にな、俺の記憶の中に根ずいていましたー笑》
《なんですかそれは》
《だって、忘れたし》
《そうですか》
【名前がnownameからセナに変わりました】
《誰だ?》
《これはステータスの内容が変わったり、スキルが進化した際に報告するものですね、ON/OFF出来ますがOFFにしますか?》
《そうなのか、OFFにしといてくれ、何かあったらルキアが教えてくれ》
《分かりました、ご主人様》
《ちょっといいか?》
《はい、なんでしょうご主人様》
《そのご主人様っての辞めてくれない?なんか気になる》
《ではなんと?》
《他に何がある?》
《そうですね、名前よび、マスター、お姉ちゃん、メス豚、などなどですね》
《なぜ、お姉ちゃんやメス豚があるの?俺は男だぞ?》
《今は女の子なので》
《そうなんだ、じゃあ名前よびでいいよ》
《分かりました、セナ様》
《様は要らないけど》
《いえ、絶対に様はつけます!》
《お、おう、そんなに強調されたら断れん》
《その前にセナ様、今は女の子なんですから、女の子っぽい仕草や言葉遣いにしないと行けませんよ》
《そうか、怪しまれるよね》
《はい》
《まー何とかなるよね、その前に装備とか武器とか作ろ》
《そうですね、具体的には?》
《そうだな、武器は1つでどんな物にでもなる物で、装備は破れたりしなくて、どんな服にでもなるやつがいいかな》
《そんなに、上手く行きますかね?》
《なるでしょ、完全創造のスキル的に》
《そうですか、なるといいですね》
「じゃあさっそく『完全創造 武器 効果 破壊不能 ステータス倍増 自由武器変化 重量変化 絶対切断 作成』」
出てきたのは、桜柄の鞘で柄が赤色、そして腰に下げるためのピンク色の下緒の着いた刀がでてきた
{作者 刀は知識がほぼ無いのでそこは許してね}
「おぉ?!俺の好きな感じだ」
《そうなんですか、良かったですね。次は防具です、それと次は女の子っぽい喋り方でやってみましょう》
《分かった『完全創造 装備 効果 破壊不能 完全無効 ステータス倍増 自由見た目変更 即着 作成』》
{ちなみに即着とは、一瞬で着れるものです}
出来たのは、ミニスカートの和服だった
《おぉ、とそう言えば女の子っぽい喋り方でやるんだった、
わぁ、良さそうなのが出来たね、こんな感じ?》
《いいんじゃないですか?次はスキルを作りましょう》
《分かった、....あ、そうだスキルに反転ってあるよね?》
《はい、ありますよ?それがどうしました?》
《その反転でさ?女の子の喋り方に出来るかな?》
《あ、なるほど、喋り方を男の喋り方から女の子の喋り方に反転するんですね?》
《うんうんそうだよ、できるよね?》
《出来ますよ》
《じゃあ早速やりますか...と、その前にやり方教えて?》
《ズコー……知らないで言ってたんですか》
《ま、まぁ》
《仕方ないですね、やり方は反転したいものを思い浮かべて、指パッチンをしたら出来ますよ》
《なるほどねじゃあ早速『反転 男から女の子に』パチン》
見た目は全く変わってない
《出来ました?》
《出来てますよセナ様.............性格やその他諸々も反転してますが、まぁいいですかねボソ》
《良かったぁ、じゃあ次は何したらいいかな?》
《そうですね、近くの街にでも行きましょうか》
《うん、そうしよっか》
そして街に向かった