27話 神域②
ルノが敬語をやめて数分歩いた頃
「そう言えば今何してるんだっけ」
「ここを見て回ってるのよ?もしかして飽きてきた?」
「少し」
「じゃあ精霊神のとこかエルフの長のとこ行く?」
「どっちが近い?」
「間違いなく長の方だね、精霊神はあっちの方に結界あるの見える?」
「すごい遠くにあるあれ?」
「そう、それ。あれでここを被ってるんだけど、その結界の外にいるから遠いよ」
「なるほど、じゃああの結界で神力を防いでるんだ。でもあの結界はここの人には見えてないの?」
「神じゃないと見えなくなってるよ、だから精霊神だと見えてるね」
「あれは神力だけ防いで普通に通れるの?」
「神力以外は普通に通るよ」
「じゃあ普通の人には何も無いように見えるんだ」
「そう、まぁもう1つ結界があってそっちが1番重要なんだけどね」
「もう1つ?お…私には見えませんが」
「ルノで見えないなら私以外見えないだろうね」
「そんなに重要なんですか?」
「ルノは精霊が生まれてすぐは暴走して死んでしまうのは知ってるよね?」
「はい、そこまでは。その先は今日読む予定です」
「じゃあ私から教えるね。精霊がもし暴走するとどうなると思う?」
「精霊は身体がマナでできてるって神の知識に入ってました、あと下界の自然を調整してるって聞きました。だから自然災害とか起きると思う」
「ちょっと惜しいね。正解は火や水と言った各属性事に起きることは変わるんだけど、火だと周囲に火があると火が巨大化して精霊自体からは火をまき散らして消滅しちゃう。ほかもそんな感じ、特にいちばん危険なのは土と風だろうね」
「そんな感じになるんですね」
「話を戻してもうひとつの結界が重要な理由はその精霊の暴走を出さないためだね」
「魔力の操作を誤って暴走するのに暴走を止めることできるの?」
「私の得意な能力で無理やり押さえてるだけ、でもあそこの結界の内側だけね」
「外だと普通に暴走しちゃう?」
「そう、だからここには沢山精霊が集まってるって訳。誰でも死ぬのは嫌でしょ?」
「そうですね、でもここに精霊が集まってる理由は?」
「集まってる理由はあの家が長の家だから」
「長がいるから?」
「長がいる場所は魔力濃度を高くしてあって、精霊は魔力濃度が高いところに集まるから集まってるの」
「だからこの辺沢山いるんだ」
今いる場所には最初いたばしょの数倍の精霊がいる




