17話 ダンジョンへ
ダンジョン訓練の当日
「みんな集まったね」
「それよりどうしてルノみたいな尻尾と耳が生えてるんだ?」
勇者達がこの世界に来てからルノの名前はもう定着している
「気分だよ?」
「そうですか、それにルノの服もいつも違うしそれに腰には刀下げてるし」
「それは衝動的に私が作ったからね」
「衝動的?」
「そう、ルノはいつも地味な服ばっか着てるからね、しょうが無いよ」
「でもなぜ和服?」
「|私(本体)直属の弟子だしお揃いにした、それにルノになんの武器がいいか聞いたら刀って言ったから刀を作った」
「俺達には作ってくれないんですか?」
「じゃあ条件付けようか」
「どんな?」
「そうだなぁ」
《どんなのがいいかな?》
《レベルで良いのでは?》
《レベルを20とか?》
《それだとダンジョンに籠ると直ぐなので50でいいでしょう、セナ様の加護を現在みんな5にはなっているので経験値が多く取得できるので》
《なるほどね》
「上限はレベルを50にする事ね」
「長くないですか?」
「そうでも無いよ?みんなは勇者って事になるから普通の人より経験値が少し多く貰える、だから問題ない」
「なるほど」
「それと人数分用意するけど職業事に5人いる所には10個作りその中から早いもの順で好きなの1つ選んでもらうから頑張ってね」
「余った分は?」
「国王にあげる」
「じゃあ最初から作らなければ良くないですか?」
「それだと最後の人が可哀想でしょ?選べないのは」
「なるほど」
「そして私が耳と尻尾を生やしたのはルノの服も和服にしたからどうせなら合わせようと思ってね」
「それでやったと」
「そう、何故か九尾になったけどね」
「尻尾の方がデカイですよ」
「ルノにも言われたよ」
「そうですか」
「よし、じゃあダンジョンへ行こうか」
(無理やり流した)
勇者みんな同じことを考えていた
「場所は何処なんですか?」
「着いてきて」
そして城からでて少し歩いてダンジョンへ着いた
「ここだよ」
「王都の中に!」
「そう、ここは騎士団の訓練にしか使えないダンジョンだよ、要するにここには国王の許可が無いと入れない」
「それはどうでもいいです」
「あらそう?」
「はい」
「じゃあみんなチームに別れてね」
別れた
「じゃあチームのリーダーの人来て」
各班から1人出てきた
「じゃあこれが危なくなった時と帰る時に使うとここへワープできるからね、そしてこの腕輪は魔力を流して私と話そうとすると私と話せるよ、でも出来るだけ使っちゃダメだよ?危なくなった時だけね」
「わかりました」
そしてみんなに渡した
「じゃあ最初の1層はみんなで行って2層からはチーム行動になるから覚悟はしていてね
「わかりました」
「じゃあ入ろう」
そしてダンジョンへ入った
「じゃあ1層目で1チーム一体は倒そうか」
「はい」
「ルノ魔力感知できるよね?」
「はい、教えてもらいました」
「じゃあ魔物の場所までみんなを連れて行ってみて」
「わかりました、みんなこっちだよ」
みんなルノに着いて行き魔物の見えるとこまで来た
「ルノどうだった?魔物での索敵は」
「分かりやすかったです、先生で練習してたので」
「私が本気で隠れると誰も見つけれないからね、そんなことより
みんなあれ見える?」
「はい」
「あれはゴブリン、ゲームやったことある人はだいたい知ってるよね?」
「知ってます」
「このダンジョンの中では2番目に弱いよ」
「1番は?」
「1番はスライムだよ、この階に居るスライムは体当たりだけゴブリンは剣を持ってたりするよ」
「スライムは何種類が居るんですか?」
「いるよ、アニメとかで定番の服を溶かすスライムもいるね」
「ここに居るんですか?」ニヤ
「居ないね、もっと先の階層に行かないと出ないねでもみんなにはまだ行けないだろうけど」
「そんなぁ」ガク
勇者の中の女子はみんな絶望的な顔をしていたが居ないとわかると安心してほっとしていた
「じゃああれを1番のチームやってみな」
「わ、わかりました」
「怖かったら逃げてもいいからね」
「わかりました」
1番は男子2人女子3人のチームだ
「俺達が前で惹き付けるから危なくなったらフォローよろしく」
「わかったわ」
体制を取った
「オリャァァァ……ってあれ?意外と弱い」
「それはみんながここに居るゴブリンなら数匹一気に相手しても1人で倒せる強さだからね」
「そうなんですか?」
「でも慢心はダメだよ?外に居るゴブリンはもっと強いから」
「ここにいるのは外のより弱いと?」
「そう、ここは練習用だから初心者向けだね、そしてこの国にはもうひとつはダンジョンがありそこは一般用で最初は外と同じ強さだよ」
「なぜそっちに行かないんですか?」
「人が多いから」
「人が?」
「そう、そのダンジョンは何故かボスが弱いのにレアドロップが結構使える物なんだよ」
「それを狙って集まってると」
「そう、だから国王に頼んでここを使わせてもらってる」
「なるほど」
「だけど練習に来てる騎士の人がいるかもね、だからなんか聞かれたら許可もらってるって言ってね」
「どうして?」
「多分騎士の人全員に情報がいってないから」
「いつ許可貰ったんですか?」
「昨日」
「昨日?」
「そう昨日、昨日国王にこのダンジョンに行っていいか聞いたら即OK貰ったんだけど追加で騎士のみんなに情報が回らないかもしれないからその時はごめんって言われた」
「先生が許可もらってるって言えばいいのか?」
「そう、じゃあ次行く前にみんな索敵の練習しようか」
「どうやるんですか?」
「みんな近接とか魔法とか関係なく魔力操作教えたよね?」
「はい」
「魔力を周りに薄く広げて行くと魔力感知ってスキル取れるからやってみて、その時に私とルノ以外みんなの魔力も感知されると思うからそれ以外で見つけてみて」
「わかりました」
みんな魔力を広げ魔力感知の練習を始めた
〔そういえば先生?〕
〔どうしたの?〕
〔分身ってもう居るんですか?〕
〔いるよ?〕
〔そうなんですね、いつ出したんですか?〕
〔みんなが訓練所に来る前に〕
〔なるほど〕
〔チームから少し離れて1人ずつね〕
『分身 ルノに見えるように』
〔急に分身が見えるようになった〕
〔見えるようにしたからね〕
〔なんでみんなこっち向いてピースしてるんですか?〕
セナの分身がみんなこっちを向いて笑顔でピースしていた
〔ルノに見えるようにしたからなんかしてって言ったらみんなピースした〕
〔さすが同じ人ですね〕
〔だね〕
「先生魔力感知のスキル取れました」
「お、貴方が1番だね」
「そうなんですか?」
「うん、さすが魔力操作が1番上手いだけあるね」
「ありがとうございます」
「じゃあ自分のチームに戻ってこつとか教えてあげてね」
「わかりました」
自分のチームへ帰っていった
「じゃあチームに1人魔力感知を取った人が居るチームは教えてー」
「ここいます」
「こっちも」
魔力感知ができる人が結構いて残り2チームになったよ
「できません」
「どんなイメージでやってる?」
「魔力を広げるような感じで」
「じゃあドライアイスの煙が地面に落ちると広がっていくでしょ?」
「はい」
「それをイメージして見て、その中に魔力を持った物が入ると自分のと違う魔力がわかるはずだよ」
「やってみます」
勇者のほとんどがこのイメージでやっていた、たまにレーダーだったりの人もいたり水の波紋でイメージする人もいた
「あ、取れました」
1人も居なかったチームの1人が両方出来るようになった
「じゃあまだ取れていない人はチームのできる人にこつを教えて貰ってね」
そして各チーム一体の魔物を倒した
「よし、ルノはやってないけどやる?」
「後でいいですよ」
「そう、じゃあ2層に行こうか」
「はい」
2層へ続く階段を降りた




