控えめなその人は、、、隠家 密子さん。
ぼくの知り合いに、、、物凄く控えめな女性がいる。
出しゃばらず前に自分から出て、なにかするような女性では
ないのだけど、、、?
そこが女性らしいと言うか、、、?
『ザ・古風な日本女性。』
...ふと? 彼女の印象はそんな風に感じだった。
普段は、人の影に隠れて積極的に話はしないのだけど、、、?
ちゃんと、話している人の顔を見てしっかり話を聞いている。
優しい眼差しや視線は、ステキな女性といったところ、、、。
ぼくはそんな彼女に【恋心】を抱いていた!
▽
彼女の名前は 隠家 密子さん、27歳で独身、ぼくと同じ職場で働いている。
今までは違う部署もあって、話す事も見る事もなかなかなかったのだけど、、、?
今は顔を合わせれば、、、彼女と話す事が増えた!
そして、、、ぼくの名前は 『黒部 満彦』36歳、独身彼女いない歴1年半。
前に付き合っていた女性は結構、気が強い女性でぼくを束縛したがる女だった!
いちいち、何でもかんでも報告しないと、、、?
『どこで何してたの? ひょっとして、他の女と会ってたんじゃない!?』
『そんな訳ないだろう!』
『あぁ! 今、いい訳した! やっぱり浮気してんじゃん!』
『してないよ~』
『信じて欲しいなら、ちゃんと報告しなよ! いいわね!』
『...ううん、』
...でも結局浮気したのは、彼女だった!
あんなに、ぼくを束縛してたのに自分が浮気なんかするのかと、、、。
何故、分かったのかと言えば、、、?
たまたまテーブルに彼女の携帯が置いてあって、知らない男の名前で電話が
鳴り、問い詰めたら白状した感じだ!
だからぼくは直ぐに彼女と別れた。
▼
そんなぼくは隠家 密子さんの事を好きになる。
前の彼女とはタイプの違う隠家 密子さんにぼくは【恋】をした。
どうしたら、、、?
控えめな隠家 密子さんを誘ったらいいのか考えていたら、、、?
ぼくの男友達がアドバイスをくれる!
『そう言うタイプの女の子は、普通に誘っても来ないだろうから、、、
グループ交際から始めればいいんじゃないか、、、?』
『おお! そうだね! そうかもしれないね。』
『俺が友達集めてやるから、その子呼んでみたらいいんじゃない、、、?』
『ううん! ありがとう!』
*
そしてぼくは、職場でこっそり隠家 密子さんに小さな手紙を渡した。
『今度の日曜日に、友達何人かでバーベキューするのだけど、、、?
良かったら、隠家 密子さんも来ない、、、?』
返事は、、、帰りに聞く事になった。
『あぁ、あの、、、黒部さん!』
『隠家さん! 手紙読んでくれたかな、、、?』
『私で良ければ、行ってもいいですか、、、?』
『もちろんだよ! ちゃんと迎えにも行くから、二人きりじゃないし
いろんな人がたくさん来るしね、隠家さんも楽しめると思うな~』
『はい、私も黒部さんと楽しみたいな~』
『じゃ、また連絡するね!』
『はい!』
▽
二人でデートとはいかないけど、、、うまくいった!
グループ交際をして、もっと隠家さんにぼくのことを知ってもらえば
付き合えるチャンスはあるとのかと思うから、、、!
バーベキューの日。
ぼくは車で隠家さんを迎えに行く。
車には既に何人か乗っていて相乗りをする感じだ!
みんなで自己紹介をして、いろいろ話しながらバーベキューを
する場所までドライブがてらに向かっていく。
隠家さんは、知らない人ばかりでキョロキョロしていたけど、、、?
ちゃんと、みんなとコミュニケーションを取っていたな~!
バーベキューをする場所に着くと、、、?
隠家さんは、女の子たちと一緒に準備をし始めた。
ぼくたち男子も女の子たちのお手伝いをしたりして、楽しくバーベキューが
始まった。
隠家さんは控えめだし、自分から話さないのだけど、、、?
聞き上手なのか、、、?
女の子たちと直ぐに仲良くなっていた。
ワイワイ騒いで、川遊びもして、お酒もかなり入ってるからみんな楽しかった
だろうな~ぼくは運転手だから一滴も飲めなかったのだけど、、、。
隠家さんも、美味しそうにお肉を頬奪っていたよ。
帰りは、、、みんなを降ろして、最後は隠家さんだった。
ぼくは思い切って告白してみた!
『あのね隠家さん? ぼく、ずっと隠家さんの事が好きだったんだ!』
『えぇ!? 私を、、、。』
『良かったらぼくで良ければ付き合ってみない、、、?』
『えぇ、私も黒部さんの事、気になっていたから、、、友達からでいいなら!』
『うんうん! それでいいよ。断られるんじゃないかと思っていた!』
『...そうね! 今まで告白されても付き合った事がないのよ!』
『えぇ!? そうなの、、、?』
『...うん。』
『そっか!』
隠家さんの家の近くまで着いて、【バイバイ】した。
帰りに、隠家さんの言った事を考えていた、、、!?
【告白されても付き合った事がない!】
なんとなくだけど、、、?
隠家さんの事を知ると、男が隠家さんに告白する感じや付き合わないのも
わかる感じがする。
隠家さんは優しいし控えめだけど、聞き上手で人がイイから騙されないか
不安なんじゃないかな、、、?
...そんな風に思った。
ぼくなら、隠家さんを大切にしていける自信があるよ。
隠家さんは、少しぼくに似ているから、、、。
最後までお読みいただきありがとうございます。




