表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

第02話 守れなかった・・・

「子供か?」

「隊長!えぇ、あいつらの子供のようですよ。

 へへへ、娘は連れて帰りますか?」

「必要ない、俺たちを見た奴は殺せ

 最初にそう言ったはずだぞ。」

「す、すみません。」


隊長?から指示された二人は銃をこちらに向けてくる

ちょっと待て

見たら殺す?


「ふざけるなよ!

 雪と桜を殺させるかよ!!」


二人から注意をそらす意味も込めて銃を構える奴らに突撃する


「おとなしく死ね!」


バンッ!

撃たれた銃弾は走り出したこともあり、頬をかすめる程度で済んだ


「ッチ!」


相手がもう一度銃を構えた瞬間・・・


「月お兄様を」

「月お兄ちゃんを」

「傷つけるなぁぁぁ!!」


突然の大声にひるんだ相手のスキをついて妹二人が銃を構えた二人を押し倒す


「今のうちに!」

「逃げて!」


必死に抑えているが時間稼ぎにもならないだろう


「どけ!!」

「こいつ噛みやがった!」

「あ~、もったいないけどしかたない」


バンッ!!ダンッ!


「え?雪・・桜・・・」


二人を抑え込んでいた妹たちが動かなくなる

見たくはないが頭から撃ち抜かれている


「あ~あ、いい慰めモノになりそうだったのになぁ」

「おい!隊長もいるんだぞ」

「あ、すみません」

「まぁ、殺したのなら問題ない

 そっちの子供もちゃんと始末しろよ」


親だけじゃなく妹達ユキとサクラが殺された



「許さない、貴様ら!!」

「!!二人とも下がれ!!」

「え?」


銃を持つ一人を殴り飛ばす

その男は壁に激突し動かなくなる

いける!これならこいつらをぶっ殺せる!!


「あのいかれた野郎、まさか自分の息子に使ったのか?」

「なんのことだ?」

「しかも使われた本人は自覚なし

 仕方ない、私が相手をしよう」

「死ねぇぇ!!」


隊長?に一直線に殴り掛かる


「弱い、今のうちに何としても消さなければ」

「殺す!!何があっても殺す!!」

「今のお前では私は殺せんよ」

「黙って死ね!!」

「ふん!!」


隊長?に殴られ吹っ飛ぶ


「ぐっ!くそ!」


痛みからして骨が何本か逝った

動けない、たった一撃でこれか

むざむざ家族を殺されて俺も殺されるのか?


「もし次があるのなら、強くなって守って見せろ」

「ふざ・・けるな、守るもの《かぞく》を奪った分際で」

「だからこそ、次は必ず守って見せろ」


言いたいことを言うと背を見せ外に歩いていく

最後の言葉は意味が分からないし、ちゃんと聞き取れたのかも怪しい


「とどめを刺せ」

「は!」


隊長?はそれだけ言うとどこかに行ってしまった


「残念だったなぁ、ガキ」

「くそ、ふざけやがって」


ゆがんだ笑みを浮かべて男は銃を構える


「今度生まれてくる時は、神か悪魔にお願いして強くしてもらうんだなぁ。

 ははは~」


ダンッ!


そのまま俺は撃ち殺された。

よし、とりあえず前置き終わり

序章自体はもうちょっとあります。

次回はいつになるかなぁ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ