6後-27 どこかの施設で6
ロリコンの横にいた兵士が、まるで、何かにぶつかって倒れただけ、といった様子で起き上がってきたユキに対して、
バァンッ!!
・・・迷わず2発目の弾を発射した。
発射した瞬間、音速を超えた弾は、今度はユキの胸ではなく、その頭部に向かって真っ直ぐに飛翔し始める。
心臓があるはずの胸に当たってダメなら、頭を吹き飛ばせばいい、そう思ったらしい。
・・・だが、
「んはっ!?」
・・・飛んできたその弾を、ユキは横にスライドして避けてしまった。
その瞬間、
ドゴォォォォン!!
彼女が踏み切った地面と、そして踏み込んだ地面に亀裂が入り、直後に爆散して、彼女が移動した方向とは逆向きに、地面の欠片を飛散させた。
彼女が思い切り床を蹴ったせいで、地面の方がその力に耐え切れなかったようである。
そんな驚異的な加速度と反応速度で移動したおかげで、彼女は頭部に0.5インチ程の穴を開けずに済んだ。
しかし、それほどに巨大な銃弾なら・・・なぜ、先程、胸に弾を受けた時点で、肉塊にならなかったのか。
例えるなら、以前、彼女がロリコンに特殊弾を喰らった時のように、である。
そうならなかったのは・・・やはり、彼女が既に、普通の人間(魔王?)では無くなっているから、ということなのだろう。
カタリナたちに弄られた身体である以上、当然のことと言えよう。
まぁ、それはともかく。
ユキは地面を破壊するほどの力で横方向へと超加速した。
より具体的に言うなら、時速300kmで、今なお、絶賛スライド中である。
・・・ところで彼女は、これまでにこのような加速をしたことがあるのだろうか。
新しい身体に変わってからたった2日。
そんな経験が有るわけがなかった。
スキーのジャンプを例に挙げるなら・・・スキーを滑り始めた初心者が、ラージヒルのジャンプ台から飛ぶようなものと言えるだろう。
・・・要するに、今の彼女は、着地する方法も分からないまま、超高速で反復横跳びをしているような状態だったのである。
それも、スキーのジャンプとは比べ物にならないほど速い速度で・・・。
「っ?!」
ズドォォォォン!!
・・・加速したはいいが、減速する方法が分からなかったユキは、真横で転がっていた地竜に、そのままの姿勢で突っ込み・・・
ドゴォォォォン!!
彼の身体を、部屋の端にあった壁まで、20mほど吹き飛ばして、ようやく止まった。
グオッ・・・
その際の衝撃で、息ができない様子の地竜。
そのまま彼は、小さく痙攣を始めて、動かなくなってしまった。
そんな光景を少々離れていた場所から眺めていたロリコンは、徐ろにその口を開いた。
「・・・お前の銃、すげぇ威力だな・・・」
『いえ・・・そんなはずは・・・』
兵士がライフルを撃った瞬間、ユキが横に飛び、地竜を壁まで吹き飛ばしてしまうで、1秒以下。
まともな神経を持っている人間にとっては、認識できない程に一瞬の出来事だったのである。
どうやら、ロリコンたちは、対物ライフルの弾で、ユキごと地竜が吹き飛んでしまったと思ったようだ。
・・・まぁ、途中で、弾が直角に曲がらない限りは、横方向に地竜を吹き飛ばせるわけがないのだが・・・。
「・・・そんな訳がねぇな」
そのことを考え、眼を細めるロリコン。
それから彼は、面倒な奴が現れた、とため息を吐いてから周りの兵士たちに指示を飛ばした。
「・・・第3フェーズに移行する。タイミング的にはそろそろいい頃合いだろ」
『了解』
彼の言葉に、一斉に反応して、とある行動を始める兵士たち。
・・・一体、フェーズとは何の事なのだろうか。
直後、ロリコンはコンソールに向かって何かを打ち込むと、それから画面の横にあった蓋を開けて・・・赤くて大きなボタンを、迷うことなく殴りつけた。
その瞬間である。
ウオォーーン、ウオォーーン、ウオォーーン・・・
そんな、注意を促すように響き渡る音が、施設内のあちらこちらから聞こえてきた。
・・・所謂サイレンである。
そんな警告音を聞いたロリコンは、
「さて、逃げるか」
そう短く告げると、某かの準備を整えた兵士たちを・・・・・・ただでさえ、むさ苦しい状態だというのに、自分の近くへと集め始めた。
どうやら、転移魔法か何かで移動するらしい。
そんな時、
ドゴォォォォン!!
再び地竜が横に吹き飛んだかと思うと、彼のいた場所から・・・
「ふ、ふぅ・・・。カタリナ様、何でこんな使い難い身体を作ったんですか・・・?」
と、ユキが現れた。
力の加減がうまくいかないことに悩んでいるようだ。
それから彼女は、銃弾の飛んできた方向を振り向いたのだが・・・その際、ロリコン達と目があった。
「・・・?」
くっつき合う男たちに怪訝な表情を送るユキ。
一方、ロリコンの方は
ニヤリ・・・
とした笑みを浮かべて・・・
ブゥン・・・
・・・転移魔法(空間制御魔法?)を使って移動してしまったのである。
「?!」
ユキが地竜を吹き飛ばして彼の下で伸びていた間、どうやらロリコン達は、逃走の準備をしていたようだ。
それから彼女は、消えてしまったロリコンたちを追うために、空間制御魔法の特性を利用して、今もなお歪んでいる空間に向かって飛び込もうかとも考えたが・・・そこで思いとどまって足を止めた。
周囲に鳴り響くサイレンの音が気になったのだ。
それから彼女は・・・ロリコンたちを追わずに、とある行動に出る。
彼女が何をしたのかについては・・・すこし先で明らかになることだろう。
さて。
相当前にした話を持ち出そうと思う。
嘗て、転移魔法の特徴について取り上げたことがあったのだが・・・その際、転移魔法の行使に必要な魔力量は、物体の質量と移動する距離に大きく依存する、という話をした。
では、空間内の距離を短縮して、短時間で長距離を移動することのできる空間制御制御魔法の場合はどうなのか。
・・・実は、その辺の特徴は転移魔法も空間制御魔法も全く同じだったのである。
故に、一般的な魔力しか持ち合わせていないロリコンにとって、多くの兵士たちを連れたままで長距離を移動することはできなかった。
魔力を最大限に活用しても・・・精々300m程度が関の山だったのである。
故に、ロリコンはある場所へと向かった。
・・・そう。
力をブーストすることの出来る転移魔法陣のある部屋に、である。
あるいは外に逃げるという選択肢もあったのだが、兵士たちを連れたままソレを行うと、300m先で彼の魔力が完全に尽きてしまうことは明白だった。
果たして、得体の知れない敵が近くにいるというのに、力を使い切っても大丈夫なのか。
彼はそう悩んだ末、魔法陣によるブーストを選んだ、というわけである。
ブゥン・・・
ドサッ!
「・・・お前ら重い・・・」
部屋に到着するや否や、ロリコンは自分の上に積み重なるようにして移動してきた兵士たちを、少々乱暴に蹴飛ばしながら、立ち上がった。
「・・・ロリっ子を回収できなかったのは残念だが・・・仕方ない。行くか」
そう呟くと、敵達がやってくる前にこの地を離れようと、地面の魔法陣に魔力を流し始めるロリコン。
そんな時・・・2つの問題が発生する。
まず1つ目は・・・
「ん?魔法陣が起動しない・・・?」
魔力を送っているはずなのに、一向に魔法陣から反応が戻ってこなかったのである。
「・・・?」
それから部屋の中を見渡すロリコン。
すると、彼の視線の先では・・・まるで、重機のようなものによって削り取られたかのように、魔法陣に大きな穴が開いていたのである。
それも、魔法陣の中核となる重要な記述をした部分を的確にくり抜かれるようにして・・・。
そして2つ目の問題だ。
「・・・あの、すみません。逃げられないように、壊しておきました」
手を繋いだカタリナとイブが、壊れた部屋の扉の隙間から現れたのである。
「あ、それと、兵士さんたちにも壊れてもらいましたので・・・」
と、山のように積み上がったまま、いつの間にか動かなくなっていた兵士たちに対して、涼し気な視線を送るカタリナ。
「うわぁ・・・BBA・・・めんどくせぇ・・・」
そんな彼女たちの登場に対してロリコンは思わず悪態を吐いた。
それから彼は前髪を持ち上げるかのようにして額に手を当てると・・・
「・・・まぁ、どうせ死ぬなら、試しに戦ってみるってのも有りか・・・」
と、まるで死ぬことが大した問題ではないかのように呟いた。
一人だけなら、空間制御魔法で比較的遠くへ逃げられるはずなのだが・・・何らかの理由があって、逃げずに、カタリナと戦うことにしたようだ。
・・・あるいは、そこにイブがいて、彼女に眼が眩んだだけかも知れないが・・・。
「・・・どうして逃げないのですか?」
てっきり、一人だけで逃げるものだと考えていたカタリナは、そんな疑問をロリコンにぶつけてみる。
しかし・・・
「BBAに語る言葉は持ってないぜ!」
と、一方的に彼は会話を拒絶した。
直後、彼が動く。
バァン!!
腰に下げていたリボルバー型の拳銃を使って、早撃ちしたのである。
そして撃ちだされた弾丸はカタリナへと真っ直ぐに飛翔すると・・・
ピタッ・・・
「・・・効きませんよ?」
皮膚の表面にある結界にぶつかる前に、カタリナの前方20cm程度の場所で、まるでどこかの映画の一場面ように、ゆっくりと停止した・・・。
「何だそれ?!SFか?!」
「SF・・・サイエンス・フィクションですか?」
「?!」
どうということのない会話。
そんな会話だったのだが・・・ロリコンはこれまで見せたことのないほどに驚愕した表情を浮かべる。
何故なら・・・
「・・・なんで、その言葉を知ってるんだ?」
・・・そう。
この世界にSFという言葉は、未だ存在していないはずだったからである。
なお、実世界におけるSFと言う言葉は、1900年代前半にアメリカで生まれたとされている。
つまり、科学が発達しておらず、その上、中世の時代真っ只中なこの世界においては、縁遠い言葉だったのだ。
では何故、カタリナがそれを知っていたかというと・・・言うまでもなく、現代世界出身であるワルツが原因であった。
授業の休憩時間、彼女と話した雑談の中に、そういった現代世界にまつわる様々な話が含まれていたのだ。
それはそうと、見方を変えれば、ロリコンにも同じことが言えそうである。
その話の裏を返せば・・・彼は現代世界出身、ということになるのだから。
尤も、彼らが銃を使っている時点でそれは明白なことだったのだが・・・。
「・・・」
ロリコンの言葉に、黙りこむカタリナ。
まさかこんなところで、ワルツから教わったことを他人に口外しないという約束を破ってしまうとは、思っても見なかったようである。
そんな彼女に対し、何を思ったのか・・・
「・・・お前、実はプレイヤーか?」
表情を変えたロリコンは、突然そんな意味の分からないことを口にした。
「もしもそうだとするなら、貴様、重罪だぞ?転生システムがあるから死なないと言っても、PvPは違法だ。それに、誰の下で動いてるのか知らんが、この世界の侵略を企んでいる魔神の下で破壊活動を繰り返すとか、完全に人類に対する敵対行為だしな」
「一体何を・・・言っているんですか?」
そのまま彼の口を塞いでしまおうか、と考えたカタリナだったが、相手の方から何やら情報が聞き出せそうだったので、しばらくそのままでいることにしたようだ。
一方、ロリコンの眼には、今のカタリナの立ち振る舞いが、まるで何かを隠しているかのように映ったのか・・・
「まだシラを切る気か?」
そんなことを口にして・・・それから何もない空間に手を翳した。
すると・・・
ブゥン・・・
何やら、半透明な画面のようなものを空中に浮かび上がってくる。
「・・・通報させてもらう」
「・・・?」
一体、ロリコンが、誰に何を通報すると言うのか。
全く、意味が分からなかったカタリナは、怪訝な表情を浮かべた。
「・・・お前の名前は確か・・・カタリナと呼ばれていたな・・・」
そう呟きながら、コンソールに彼女の名前を打ち込むロリコン。
それから彼は・・・
「・・・ん?ヒットしない?偽名か・・・」
そんなことを口にすると、ポケットに手を突っ込み・・・黒縁のメガネのような道具を取り出した。
そのメガネをかければ・・・どうやら相手の本名が分かるらしい。
彼はそれを眼に掛けると・・・・・・再び驚愕する。
「ま・・・まさか、NPC?!」
「あの・・・全く意味が分からないのですが・・・」
カタリナが眉を顰めてそう口にした。
・・・そんな時だった。
ドゴォォォォン!!
施設全体を揺るがすような爆音と地鳴りが辺り包み込んだのである。
「ば、爆発?!いや、まだ早過ぎるぞ?!」
そう言いながら時計を確認するロリコン。
どうやら、施設の中で鳴り響いているサイレンは、施設の爆破に対する警告を行っているらしい。
自爆スイッチ、というやつだろう。
それから間も無く・・・
ドゴォォォォン!!
再び同じような音と振動が鳴り響いたかと思うと、転移魔法陣のあった部屋の天井に直径3mほどの穴が空き・・・
シュタッ!
「ふぅ。お待たせー。カタリナー?元気にしてたー?」
天井の穴から落ちてくる形で、ワルツが現れたのである。
どうやら先ほどの振動は、ワルツがビクセンから飛んできて、着地した際に生じたものだったらしい。
「全く、連絡の一つくらい入れてくれても良かったのに・・・」
「・・・特に無線機の操作をしなくても、こちらの音声も居場所もそちらに届いてますよね?」
「・・・」
カタリナの言葉に、気まずそうに視線をずらすワルツ。
どうやら図星だったようだ。
要するに、ワルツは、カタリナたちが持っている無線機からの信号を頼りに、惑星上のどこに彼女たちが居るのかを探して、飛んできた、というわけである。
以前、カタリナが『20分ほど待つ』と口にしていたのは、つまり、ワルツがカタリナたちを見つけて移動してくるまでの時間を考えての事だったのだ。
ところで・・・
今のワルツは、普段とは異なる格好をしていた。
一体、どんな姿をしていたのかというと・・・
「・・・あの、ワルツさん?なんで耳と尻尾を付けてるんですか?」
彼女の明るい金髪と同じ色の狐耳、そしてそれと同じ色のふっくらとした尻尾をつけていたのである。
ただし、服装はいつも通りだが。
「ん?あぁ・・・色々と事情があって身元を隠したかったのよ。別に無意味ってわけじゃないわよ?」
「そうですか・・・」
では普段変装しているのは無意味なんですね、と言った様子で怪訝な表情を浮かべるカタリナ。
そんな視線を向けられたワルツは・・・しかし、それに気にすることなく、カタリナの傍にいいたイブに近寄ると、
ギュッ・・・
「ごめん!本当にごめん!」
・・・そう言って彼女のことを抱きしめたのである。
「えっ・・・わ、ワルツ様?」
「私がイボンヌのことを突き放したりしなければこんな酷いことには・・・」
ユキのコートが着せられているとはいえ、今のイブは裸同然の格好をしているのである。
どう見てもロリコンに乱暴されたようにしか見えないだろう。
「イ、イボンヌじゃなくで、イブです!ダメダメじゃん!ワルツ様!」
そう言いながらイブは・・・そのままワルツのことを抱き返すと、
「ワルツ様なんて・・・ぐすっ・・・ほんとに、大っ嫌いなんだから・・・うぅ・・・うわぁぁぁぁん!!」
・・・大声を上げて泣き始めた。
そんな彼女たちのやり取りを、少し離れた場所で、黒い眼鏡越しに見ていたロリコンは・・・なぜか、顔色を変えて後退りを始める。
「・・・ば、馬鹿な・・・」
そんな呟きをしながら、何度もメガネをかけ直し・・・更には揺すったり叩いたりを始めるロリコン。
その様子を見る限り、ワルツが突然現れた事に対して驚いている・・・わけではないようだ。
それからロリコンは、メガネを再び掛けてワルツたちの方を向くと、徐ろに口を開くが・・・
「お、お前・・・プレイヤーなのか?IDが文字化k・・・」
ドゴォォォォン!!
喋ってる最中の彼の首から下が突然完全に消し飛び・・・更に、その後ろ側にあった壁に、その向こう側が見えない程に深く大きな長方形の穴が空いた。
穴の位置が、彼のいた場所から2mほど横にズレているところを見ると、彼は空間制御魔法で自分の位置をごまかしていたようである。
それでも彼にワルツの攻撃が当たったのは・・・つまり、空間制御魔法でごまかせないほどに大きな面積をもった攻撃を放ったから、ということなのだろう。
「あらー、ごめんなさい。犯罪者と話す口を持ち合わせてなくて・・・。カタリナ?絶対に死なせないで。手段は問わないから、情報を吐き出させなさい」
イブのことを抱きしめたまま、そう告げるワルツ。
「・・・はい。仰せの通りに」
それからカタリナは、残っていたロリコンの頭に対して特殊な回復魔法をかけると、バッグから取り出した瓶の中へと詰め込んで、よく分からない緑色の液体を流し込んで蓋を閉め、瓶ごとバッグの中に仕舞いこんだ。
それから彼女はワルツの方を振り返ると・・・どういうわけか険しい表情を浮かべながら口を開いた。
「それで・・・ワルツさん。少々問題が・・・」
「何かしら?イブは回収したし・・・ユキがどうなったのかは知らないけど、死んでるってことはないでしょ?」
「えっと・・・はい。そうなのですが・・・実は、この施設、間も無く爆発するらしいです」
「えっ・・・」
ドゴォォォォン!!
・・・そして施設の崩壊が始まったのである・・・。
拙いのじゃ・・・時間が・・・・・・というわけで、あとがきは、後ほど書くのじゃ!
あとがきだけに・・・のう?
・・・というわけで、書くのじゃ。
あー、こんなに書くつもりは無かったのじゃ・・・。
本当は次話に回すつもりじゃったのじゃが、それじゃと、6後章をあと2話は書かなくてはならなそうじゃったから、少々圧縮させてもらったのじゃ。
さて。
補足なのじゃ。
・・・なんかのう・・・イブ嬢成分が足りない気がするのじゃ。
もう一言二言あっても良かったと思うのじゃが・・・まぁ、今の修正作業がここまで来た時に修正しようと思うのじゃ。
あとは・・・そうじゃのう。
ロリコンがPvPなど言っておったのは・・・うむー・・・どうしようかのう・・・?
補足してもよいのじゃが・・・説明せずに、そのうち明らかにする、といった感じのほうが良いかのう?
んー・・・いや、説明しないのじゃ。
あとは・・・例えの部分をもう少し書き換えたかったかのう。
時間がのうて、ちゃんと書ききれなかったのじゃ。
まぁ、本編に関するあとがきはこんなところかのう。
他については、活動報告の方で書くのじゃ。
あ、ちなみに言うておくが、あと1話で6後章が終わる予定なのじゃ。
・・・たぶん・・・じゃがの?




