ァア♪分かってくれとは言うけれど♪
相手の事を理解しようと心を配る向きの方には滅多にお目にかかる事はありませんねェ〉タイトル
マァ確かに、何をどんな風にやらかそうがあなたの自由ですし、あなたがそのつもりになってしまえば誰にも止めることはできません。
でも、あなたのその様をどのように感じど受け止めてどんな評価を下すかは相手の自由なんですよ。
あなたにはそれをコントロールする事はできません。
実際問題として、あなたがスキンシップのつもりでも相手が嫌がっていたらそれは立派なセクハラです。
ヤっちゃった事は取り消せません。
あなたは身の振り方を間違えた。ただそれだけの事です。
他に何がありますか?
因みに、セクハラというと男性から女性へ向けられるものが一般的な様で、女性から男性へ向けられるものは「逆セクハラ」なんて言われたりしていますが、前回も今回も特に区別はしていません。
男性から女性へであろうと女性から男性へであろうと、はたまた同性愛者が性的対象とする同性相手に行うものだろうと、セクハラはセクハラです。
それらを区別する意義を私は感じません。
ところで、同意を得て合意を形成する事が欠かせないという意味の話を前回しましたが、
例えば、
サプライズを狙うというのは親密さを深めるのに非常に有効な手段です。
マァ、上手く行けばの話ですがネ?
外したものなら目も当てられない事になってしまいます。
サプライズを仕掛けるにしたって、相手が本当はどうして欲しいのか、何を望んでいるかをきっちり掴んでいないと成功はおぼつきません。
ビックリの後に喜んでもらうためには、やはり相手に対する深い理解が必要不可欠です。
「喜んでもらえると思ったのに(-_-;)」
なんていうのは、ただの見苦しい言い訳にしかなりません。
ところで、合意が成立してさえいれば何でもありというのは、相手が積極的に同意をしてくれた場合にのみ有効です。
よくありがちな、
「有無を言わせず押し込んだ」
とか
「無理やりに納得させた」
とかいうのは、合意が成立した内に入りません。
双方ともに積極的な合意に達する事の方が珍しくて、無理やりにその場を納めるような事例なんて星の数程も転がっている事なんか百も承知ですが、そういうのってほぼ例外なく後々何らかのトラブルの原因になっているのではありませんこと?
「じっくり交渉している時間なんかネェよ!」
というのは分からなくもありませんけどねェ?
逆の立場になった時にあなたは、無理やり言うことを聞かせられたりしたいですか?
現実的な問題として、人間が最も大きなパフォーマンスを発揮するのは「ワクワクドキドキ」して「喜んで取り組んでいる」時なんです。
だから、無理やり強制的にとか、規則や戒律で縛りつけて管理するとかは有効な手段とは言えません。
それでもなお、人がモラルや規律に執着するのは、「ワクワクドキドキ」を経験した事が無いからだろうし、同意を取り付けたり合意を形成する面倒くささを避けたいからでもあるんでしょうネ?
実際には、規則や戒律というのは「人間を規格品にしよう」という試みです。
規格品にしてしまえば相互理解に苦労する必要も無くなり、団結が生まれて秩序が保たれるだろうという見込みで動いています。
でも、そうやって管理しようとすればするほど、求める理想の有り様からは離れて行きます。
どうしてなんでしょうか?
ちゃんと理由があります。次回は少しだけその理由についてお話ししましょう。