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眠れぬ夜の漢字ドリル
私は寝付きがいい方だが、たまにはなかなか眠れないこともある。と言っても、
『ヤバイ………あの入力間違えたかも………。週明けに直して間に合うか?』
とか
『えっ? このメッセージどういうこと? アリ? アリなの? 脈アリなの?』
とかいう悩みで眠れないわけではない。
まあ大抵昼寝3時間したとか、寝る寸前までネット見てたとか、そんな理由だ。
そんな時の私の対策は、漢字ドリルをやることである。
難度は漢検三級程度。
これが難しすぎず、かといってスラスラ解けるほどでもなく、いい感じなのだ。
2・3ページやると飽きて眠くなってくるところもちょうど良い。
普段はパソコンやスマホで読み書きしている漢字を、手で書いていくのが効果的なのだと思う。
しかしふと思い出す。
私は眠りのためにドリルを買ったわけではなかったはずだ。
文を書く者として、漢字をしっかり読み書き出来ないのはマズイと勉強のために買ったはず………。
まあいいか。寝て起きたらまた考えよう………。