Precious Dome
Precious Dome…
走り去る季節の中で
どうにもならずもがいてる
一人ぼっちの部屋で
パスタが茹で上がるのを待ってる
僕の人生って
いつからこんな風だったろう
今ならメール出来るのに
僕は手をこまねいている
何かに命ぜられて
僕たちは呼び寄せられた
洗浄機に突っ込まれた
汚れた食器みたいに
箱から出てきたら
綺麗さっぱり忘れてる
たとえそれが
ひとときの錯覚だとしても
考えてもごらん
よく思い出してみるといいよ
君がここに来たわけを
都合の良い理由付けではなく
本当のところを
感じる必要があると思うんだ
そろそろ時間切れ
パーティーがお開きになる前に
やっておかなくちゃ
ならない事が山ほどある
ナプキンを素敵に折って
ちょっと気取ってさ
ワイングラスに
シャンペンを注いで飲もうよ
ルールとかそんなのは
後回しにして本音を見せてくれ
身体が揺れるのに任せるんだ
五感が指し示す方向へ
君のあごが
どっちに向くか
僕はドキドキしながら
海老の甲羅を割るんだ
コルクが飛んでく先なんて
知ったこっちゃない
君はシャンデリア
光り輝く希望まさに
夜空に向かって
飛んでく無数のランタン
踊ろうよ何もかも
放ったらかしにして
いいじゃないか
そのままで
いったい誰が困るというの
この貴重で大切な時を
何よりも優先にすべきだろう?
答えてハニー?
僕の足には
採ってきたばかりの蜜が一杯
重くて飛べそうもないやなんて
そんな悲しい事言わないで
いつだって本気なんだ
無駄に出来ない高価で美しいもの
僕はそう思ってるんだよ
ダイヤモンドの雪みたいに
後から後から降ってくる
この想いは何だろうかって
この世界をひっくり返して
キラキラした愛でごちゃ混ぜにしよう
そうすれば探し続けてたものが
見つかると思うんだ
色褪せたカレンダーとか
くしゃくしゃになったレシートとか
そんなガラクタはまとめて
プレシャスドームに捨ててさ
ああ だって心が求めてるんだ
理性なんて吹き飛んじゃうよ
頭はクラクラ 目はチカチカ
別にいいじゃないか
君も輪の中においでよ
そして適当に踊ろう
音楽に合わせて
君にぴったりの男が見つかるさ
プレシャスドームでは
それが可能なんだ
約束するよ
夢は現実の延長線上にある
決して諦めてはいけないよ
何があってもね
走り去る季節の中で
どうにもならずもがいてる
一人ぼっちの部屋で
パスタが茹で上がるのを待ってる
僕の人生って
いつからこんな風だったろう
今ならメール出来るのに
僕は手をこまねいている
何かに命ぜられて
僕たちは呼び寄せられた
洗浄機に突っ込まれた
汚れた食器みたいに
箱から出てきたら
綺麗さっぱり忘れてる
そういうものさ
強く逞しくなろうよ
毒をクスリに変えて
あっと驚かせてやれ
プレシャスドームでは
それが可能なんだ
ああ まったく
少しは僕の事信じてみてよ
僕はドキドキしながら
君の手をとるんだ
お嬢さん
僕と一緒に踊りませんか
好奇の目なんて
気にしちゃいない
あるがままの
君でいて欲しいのさ
君はシャンデリア
光り輝く希望まさに
夜空に向かって
飛んでく無数のランタン
踊ろうよ何もかも
放ったらかしにして
いいじゃないか
そのままで
いったい誰が困るというの
この貴重で大切な時を
何よりも優先にすべきだろう?
答えてハニー?
プレシャスドームに
今日も希望が舞い降りる
ほら
君にもやっと見えるだろう
ほら
君にも
ほら
君にも
ほら
君にも
そして僕にも




