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ブルームーン

ビルの谷間に沈む夕日は

やがて夜のとばりに包まれて


熱く燃えるような恋心も

いつか冷めていく二人


問いかけもなんとなく

白々しいから黙ってた


最後の言葉を聞きたくなくて

どこか遠くを見つめる仕草



気まずい沈黙はいやだから

今日はこのままそっとして欲しい


良いときもそうでない時も

分かり合えた二人だから


わがままは心が無垢なせい

素直になりたいブルームーン


秋の夜長はいつになく甘えたい

人恋しくて ただ切なくて



つまらない意地をはって

メールも書込みもしないで


どうせあとで心配する変な癖も

昔から何もかわらないのに


冷たい雨も優しい風も

みんな二人を盛り上げてくれたね


こんな淋しいすきま風の行方は

身を焦がすような夏の幻に溶けてく



追いかけて手をつかんで

微笑みがいつもそばにあって


懐かしい映画でも見るみたいに

思い出してる いつの間にか


心変わり

別れ話


そんなの二人には

関係ないと思ってた



わがままは心が無垢なせい

素直になりたいブルームーン


秋の夜長はいつになく甘えたい

人恋しくて ただ切なくて


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