表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/82

チャンス

夏が過ぎ秋が来るように

きみは僕から離れていった

そのあと僕がどうなったと思う

予期せぬ出来事が起こったのさ

良い夢なのか

悪夢なのか

今ははまだわからないけどね


代わり映えのしない毎日

僕は今日も仕事に向かう

他の退屈な人々に混じって

誰からも求められずに

誰かを求めることもなく


それでも僕は幸せなのさ

きみは信じなかったね

僕は信じて欲しかったけど

人はみんな孤独な旅人かも知れないね


それでもチャンスは訪れる

誰の頭の上にも

気づくか見過ごすかは自分次第

悲しみに沈んでる暇はないのさ


夏が過ぎ秋が静かに訪れる

きみがいつの間にか

僕から去って行ったように

涙のあとには虹が出る

そう信じて


きみはまだ引きずっていないかい?

そんなの馬鹿げたこと

なんの得にもなりゃしない

だって世の中は回っているんだからね

その事に早く気づくべきなのさ


美味しいトマトソースを作って

僕はパスタの準備をする

きみと一緒に食べたかったけど

きみはもういない


チーズをたくさんかけて

白ワインで乾杯

ひとりぼっちでも楽しいさ

きみのこと忘れないよ

きっと

きっとね


これからどんどん寒くなるけど

きみにはきみの幸せがある

だから僕は平気

たぶんね

うまくやっていける


出会ったことには

かならず意味があるのさ

終わりは始まりなんだよ

巡る季節がそれを教えてくれる

いつかね



代わり映えのしない毎日

僕は今日も仕事に向かう

他の退屈な人々に混じって

誰からも求められずに

誰かを求めることもなく


それでいいのさ

僕は満足してる

きみは信じなかったけどね



夏が過ぎ秋が来るように

きみは僕から離れていった

そのあと僕がどうなったと思う

予期せぬ出来事が起こったのさ

良い夢なのか

悪夢なのか


ちょっと考えれば

わかることだろう



チャンスは訪れるものなのさ

誰の頭の上にも

気づくか見過ごすかは自分次第

悲しみに沈んでる暇はないのさ


夏が過ぎ秋が静かに訪れる

きみがいつの間にか

僕から去って行ったように


涙のあとには虹が出るものなのさ


そう信じて

そう信じて

歩いていくのもわるくない

そう思わないかい?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ