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遅かれ早かれ

音楽が始まる

僕の頭の中で奏でる美しいメロディー


切なさがつのる

胸をかきむしるこの思い

もうあなたには届かないというのか


外はまだ一月

白い季節だ

重いコートを引きずって

何処まで歩いていけばいい?


うまく合わせてきたつもりだけど

限界がきた

限界がきただけの話し


いつかはこうなるってわかっていたのさ

遅かれ早かれ


一度咲いた花は散らなくてはならない

散らない花なんて魅力はないのさ


咲く花 散る花

見てごらん


咲く花 散る花

どれも美しい

どれも哀しい



言葉はいつも輝いていた

お伽話の魔法のように

二人の愛は永遠だったはずなのに

目が覚めると独り


長い夢から現実に引き戻された

ある日突然


ある日突然


本当にある日突然だったのだろうか

僕にはわからない



音楽はやまない

音楽は続いてる


音楽はまったくいつもと同じように

続いてる


僕の頭の中で

今も鳴り響いてる



あなたはまるで冬の薔薇

僕の心に咲いて

そっと散っていった

美しい薔薇だよ



いつかはサヨナラが来るとわかっていたのさ

遅かれ早かれね


一度咲いた花なら散るのは当たり前なのさ

散らない花なんて魅力はないんだよ



咲く花 散る花

見てごらん


咲く花 散る花

どれも美しい


どれも哀しい



言葉はいつも魔法みたいに輝いていた

お伽話の恋のようにね


二人の愛は永遠だったはずなのに


遅かれ早かれ

遅かれ早かれ



咲く花 散る花

見てごらん


咲く花 散る花

どれも美しい


そしてどれも哀しい…



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