六月のラプソディー
緑が萌える サクラ並木
寄り添うように 咲くアジサイと
色とりどりのブーケみたいな
優しさを届けし 六月の空
人恋しくて 寂しい夜も
あなたといれば 夢ごこち
星を数えて二度目の夏が
去年とちがう 風つれてくる
あなたが住む町までの道のりを
飛び去るツバメが示してくれた
騒ぐ潮風 ゆるやかな坂道
振り向けば 遥か遠く
カミナリ雲 浮かんで
雪ノ下から 由比ヶ浜
遠くを望みて 幾久しく
風立ちぬ ここは極楽寺
まごころで伝えたい
この気持ち
あなたとの約束
かなう その日まで
かすかに揺れる メールの文字盤
あなたと過ごす 楽しいとき
わけもなく はしゃいだあの頃
憧れをたくせし 六月の空
無邪気な夢を 追いかけるひと
あなたといれば 無垢なおれ
息をはずませ 指切りげんまん
つないだ思い 風が運ぶよ
うそも隠しもない素直なココロで
触れあうよろこび このままずっと
海鳴く町 ゆるやかな坂道
駆けのぼり 虹のかなた
降り注ぐ雨 きらめいて
材木座から 弁天橋
遠くを望みて 幾久しく
観音様も 想い 長谷寺
まごころで伝えたい
この気持ち
あなたとの約束
かなう その日まで
騒ぐ潮風 ゆるやかな坂道
振り向けば 遥か遠く
カミナリ雲 浮かんで
雪ノ下から 由比ヶ浜
遠くを望みて 幾久しく
風立ちぬ ここは極楽寺
まごころで伝えたい
この気持ち
あなたとの約束
かなう その日まで
波がただよう その日まで
愛おしさ こみあげる
六月の空に
ああ
六月のラプソディー
永遠に