されこうべ
悲しみにキスをされたくはない
引きずる足は俯く原因をつくっていた
ナイフを突き立てて
薄い皮を破るんだ
赤黒い涎で締め付けるんだ
瞬きの数だけ地獄を見る
それが定めとなる生き方
行き着いた頃にはもう遅い
闇雲に走り回った代償は
絆創膏だけでは癒せない
全てを隠すように
亡骸から服を盗る
それを着て
手を合わせる
進むべき道はとうに見失い
気付けば
人をあやめることばかりを覚え
私はなんなんだと吐き気がする
報いがやってくればいい
道化となって燃えればいい
それが運命の糸というなら
喜んで首をかけよう




