『継続』
『継続』
(‘A`)「あ~いててて…」
( ^ω^)「どうしたのかお?」
(‘A`)「筋トレ始めたんだよ」
( ^ω^)「どうせ三日も持たないお。ブーンもしなきゃとは思ってるんだけど、続かないお」
(‘A`)「おれもそんな気がする」
( ^ω^)「最初からハードルあげてるからつらいんじゃないかお?」
(‘A`)「あ~おれも考えたことあるんだよ」
( ^ω^)「どうなったんだお?」
(‘A`)「一日一回から始めて、一日経つごとに一回増やしていったんだけど」
( ^ω^)「いいアイデアだお!それならぽっちゃり目のブーンでも続きそうだお!」
(‘A`)「けどいつの間にかしてないんだよな」
( ^ω^)「そんなのどうすればいいんだお」
(‘A`)「それでさ、ライザップって一時期有名になったじゃん?」
( ^ω^)「あの高―いやつかお?」
(‘A`)「そ。あれは、ダイエットのためにコーチがつくらしいんだよ」
( ^ω^)「コーチ?」
(‘A`)「いついつまでにこのトレーニングをして、食事はこれだけで。っていうのを決めてくれて、できなかったら叱ってくれる。みたいな、自己管理を代わりにしてくれるらしい」
( ^ω^)「いいおね、そんなコーチ欲しいお」
(‘A`)「あんなに高いのに人が行くのは、やっぱりつらいことを継続させることの難しさを物語ってるよな」
( ^ω^)「じゃあブーンもツンに頼んでコーチしてもらうお!」
(‘A`)「無理に決まってんだろ」
( ^ω^)「大丈夫大丈夫!ツンならしてくれるお!」
(‘A`)「いやいや、そっちじゃない」
( ^ω^)「ブーンも大丈夫だお!スゥーリムバディーを手に入れるためならどんな苦しさも乗り越えるお!!」
(‘A`)「そうじゃなくてだなぁ…まぁ、やってみろよ」
~ツンの家~
( ^ω^)「…と、いうわけで頼むおツン」
ξ゜⊿゜)ξ「し、仕方ないわね!べ、別にあんたのためじゃないんだからね!」
( ^ω^)「ふっふっふ、ドクオ今にみてろなんだお」
ξ゜⊿゜)ξ「じゃあ、腕立て伏せ50回に、腹筋…~で、ご飯はいつも通りうちで食べてね」
( ^ω^)「ありがとうだお!ツンは自慢の彼女だお!」
ξ//⊿//)ξ「ほ、ほめても何もないわよ」
( ^ω^)「頑張るお!」
ξ゜⊿゜)ξ「頑張ってねブーン!」
一日目
( ^ω^)「ふん!ふん!ふん!は~、ようやくスクワット終わったお」
ξ゜⊿゜)ξ「お疲れ様!はい、ごはんよ」
( ^ω^)「ハフハフッハム!美味しいお!」
ξ゜―゜)ξ「ふふ、べ、別にほめてもうれしくなんかないわよ♪」
( ^ω^)「明日も頑張るお!」
ξ゜⊿゜)ξ「頑張ってね、応援してるわ」
二日目
( ^ω^)「筋肉痛でこんないっぱいできないお~」
ξ゜⊿゜)ξ「そ、そうね。仕方ないから今日は背筋とダンベルトレーニングは削っていいわ。今日のトレーニングはお終いよ」
( ^ω^)「ありがとうだお~」
ξ゜⊿゜)ξ「仕方ないわね」(ブーンが辛そうでかわいそうだし…)
三日目
( ^ω^)「ハフハフハム!ツンのご飯は美味しすぎるお!」
ξ゜⊿゜)ξ「ブーン!それ以上はだめよ。決まった量以上に食べてるし、トレーニングも昨日より減らしてるから…」
( ^ω^)「ツンの料理美味しすぎるからもっと食べたいんだお」ぐぅ~
ξ//⊿//)ξ「し、仕方ないわね!ちょっとだけだからね!」
一か月後
( ^ω^)「前よりも太ったお…」
(‘A`)「な、やっぱりだろ?」
( ^ω^)「やっぱり自己管理は難しいんだお」
(‘A`)「身内にやってもらっても、特に恋人なんかは甘やかすからな。無理なんだよ。最低知り合いレベルにとどめておくべきだな」
( ^ω^)「じゃあなんでドクオは……」
(‘A`)「え?」
( ^ω^)「なんでそんな相撲取りみたいになってるんだお!?」
(‘A`)「クーに任せただけだけど?」
継続って大事