表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

『継続』

『継続』


(‘A`)「あ~いててて…」


( ^ω^)「どうしたのかお?」


(‘A`)「筋トレ始めたんだよ」


( ^ω^)「どうせ三日も持たないお。ブーンもしなきゃとは思ってるんだけど、続かないお」


(‘A`)「おれもそんな気がする」


( ^ω^)「最初からハードルあげてるからつらいんじゃないかお?」


(‘A`)「あ~おれも考えたことあるんだよ」


( ^ω^)「どうなったんだお?」


(‘A`)「一日一回から始めて、一日経つごとに一回増やしていったんだけど」


( ^ω^)「いいアイデアだお!それならぽっちゃり目のブーンでも続きそうだお!」


(‘A`)「けどいつの間にかしてないんだよな」


( ^ω^)「そんなのどうすればいいんだお」


(‘A`)「それでさ、ライザップって一時期有名になったじゃん?」


( ^ω^)「あの高―いやつかお?」


(‘A`)「そ。あれは、ダイエットのためにコーチがつくらしいんだよ」


( ^ω^)「コーチ?」


(‘A`)「いついつまでにこのトレーニングをして、食事はこれだけで。っていうのを決めてくれて、できなかったら叱ってくれる。みたいな、自己管理を代わりにしてくれるらしい」


( ^ω^)「いいおね、そんなコーチ欲しいお」


(‘A`)「あんなに高いのに人が行くのは、やっぱりつらいことを継続させることの難しさを物語ってるよな」


( ^ω^)「じゃあブーンもツンに頼んでコーチしてもらうお!」


(‘A`)「無理に決まってんだろ」


( ^ω^)「大丈夫大丈夫!ツンならしてくれるお!」


(‘A`)「いやいや、そっちじゃない」


( ^ω^)「ブーンも大丈夫だお!スゥーリムバディーを手に入れるためならどんな苦しさも乗り越えるお!!」


(‘A`)「そうじゃなくてだなぁ…まぁ、やってみろよ」



~ツンの家~


( ^ω^)「…と、いうわけで頼むおツン」


ξ゜⊿゜)ξ「し、仕方ないわね!べ、別にあんたのためじゃないんだからね!」


( ^ω^)「ふっふっふ、ドクオ今にみてろなんだお」


ξ゜⊿゜)ξ「じゃあ、腕立て伏せ50回に、腹筋…~で、ご飯はいつも通りうちで食べてね」


( ^ω^)「ありがとうだお!ツンは自慢の彼女だお!」


ξ//⊿//)ξ「ほ、ほめても何もないわよ」


( ^ω^)「頑張るお!」


ξ゜⊿゜)ξ「頑張ってねブーン!」

一日目


( ^ω^)「ふん!ふん!ふん!は~、ようやくスクワット終わったお」


ξ゜⊿゜)ξ「お疲れ様!はい、ごはんよ」


( ^ω^)「ハフハフッハム!美味しいお!」


ξ゜―゜)ξ「ふふ、べ、別にほめてもうれしくなんかないわよ♪」


( ^ω^)「明日も頑張るお!」


ξ゜⊿゜)ξ「頑張ってね、応援してるわ」


二日目


( ^ω^)「筋肉痛でこんないっぱいできないお~」


ξ゜⊿゜)ξ「そ、そうね。仕方ないから今日は背筋とダンベルトレーニングは削っていいわ。今日のトレーニングはお終いよ」


( ^ω^)「ありがとうだお~」


ξ゜⊿゜)ξ「仕方ないわね」(ブーンが辛そうでかわいそうだし…)


三日目


( ^ω^)「ハフハフハム!ツンのご飯は美味しすぎるお!」


ξ゜⊿゜)ξ「ブーン!それ以上はだめよ。決まった量以上に食べてるし、トレーニングも昨日より減らしてるから…」


( ^ω^)「ツンの料理美味しすぎるからもっと食べたいんだお」ぐぅ~


ξ//⊿//)ξ「し、仕方ないわね!ちょっとだけだからね!」


一か月後


( ^ω^)「前よりも太ったお…」


(‘A`)「な、やっぱりだろ?」


( ^ω^)「やっぱり自己管理は難しいんだお」


(‘A`)「身内にやってもらっても、特に恋人なんかは甘やかすからな。無理なんだよ。最低知り合いレベルにとどめておくべきだな」


( ^ω^)「じゃあなんでドクオは……」


(‘A`)「え?」






( ^ω^)「なんでそんな相撲取りみたいになってるんだお!?」


(‘A`)「クーに任せただけだけど?」


継続って大事

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ