『非日常』
(‘A`)「何もない日常ってあるじゃん」
（ ＾ω＾）「そうだおね」
(‘A`)「けど日常の中でも毎日変化があって同じ一日はない」
（ ＾ω＾）「完全一致はないお」
(‘A`)「けど寝る前に、明日起きたら超能力持ってて…なんて想像するんだよ」
（ ＾ω＾）「劇的な変化が欲しいんだおね」
(‘A`)「それが得られないから、空想だけ広がっていくんだよ」
（ ＾ω＾）「あ、だからドクオは小説書いてるんだおね？」
(‘A`)「そうそう、満たされない日常をもとに非日常を描くんだよな」
（ ＾ω＾）「その気持ちわかるお」
(‘A`)「もし非日常な世界になったら、今の日常がうらやましくなるのかもな」
川 ゜ -゜)「おや、二人とも」
(‘A`)「おぉ、クー」
（ ＾ω＾）「やっほーだお」
川 ゜ -゜)「何を話してるんだい？」
（ ＾ω＾）「非日常はいいねって話をしてたんだお」
川 ゜ -゜)「ふむ。非日常か…そうだなぁ、確かにいいものだな」
(‘A`)「お、そう思うのか」
川 ゜ -゜)「あぁ、旅行に出かけるといつもと違うものな。海外に行くといつもとは全く違う」
(‘A`)「あー、そういう日常もあるのか」
川 ゜ -゜)「む？違うのか」
（ ＾ω＾）「マンガや小説みたいな感じだお」
(‘A`)「そんな非日常が欲しいんだよ」
川 ゜ -゜)「なんだ、そういうことか」
(‘A`)「欲しくてほしくてたまらないんだよなぁ」
川 ゜ -゜)「じゃあ、私が体験させてあげようか？」
(‘A`)「なんだって！？できるのか？」
川 ゜ -゜)「私に任せておけ」ドキドキ
川 ゜ -゜)「じ、自信はないのだが…」ボソボソ
(‘A`)「うん？さぁ！はやく！」
川 ゜ -゜)「て、手を出してくれないか？」ドキドキドキドキ
(‘A`)「お、おぉ…ついに非日常が…」
川 ゜ -゜)「えい！」ギュッ
(‘A`)「これでついに非日常への扉が…」
川 //-//)「//////」ギュッ
(‘A`)「……」
川 //-//)「……」ギュー
(‘A`)「…え？手を握ってるだけじゃん」
川 //-//)「ひゃっ？へ？」
(‘A`)「え？なにも起きないんだけど？」
川； ゜ -゜)「だ、だってドクオがマンガや小説みたいな非日常がほしいって…」
(‘A`)「お、おぅ」
（ ＾ω＾）（もしかして…クールさんの読んでるマンガって少女コミックだおね…）
川 ：゜ -゜)「やっぱり…わ、私ではだめなのか？」
(‘A`)「いや、なんも起こってねーじゃん」
（ ＾ω＾）（小説ならケータイ小説みたいな恋愛ものだお…）
川 ゜ -゜)「うぅ……す！すまなかった！私はもう帰るよ！」ダダダダ
（ ＾ω＾）「行っちゃったお」
(‘A`)「え、急だな、非日常にする準備が終わったのか？何が起こるのか楽しみだなぁ」
川 ゜ -゜)「あ、あきらめんぞ私はーーー！！！」
(‘A`)「なにか叫んでるな」
（ ＾ω＾）（クールさんには同情するお…）
（ ＾ω＾）「ドクオはもうちょっとクールさんに優しくしてあげて欲しいお」
(‘A`)「おう？」
ξ゜⊿゜)ξ「あら、二人とも何してるの？」
（ ＾ω＾）「ツン、おっはーだお！」
(‘A`)「いや、非日常を味わいたいって話を」
ξ♯゜⊿゜)ξ「それよりぃ…クールが泣きながら走って行ったの見たんだけど、あんたたち何したの！！」
(‘A`)「え？そうなのか？どうしたんだろうな…」
（ ＾ω＾）「ツン、ドクオが元凶だお」
(‘A`)「え！？おれ？おれなのか？」
ξ゜⊿゜)ξ「どぉおおおおおくぅうううううおぉおおおおお！」
(‘A`)「ツンの体から、なんかどす黒いオーラが！！」
（ ＾ω＾）「そ、そういえば用事がアッタおーバイバイだおー」
ξ゜⊿゜)ξ「あんたの罪を数えろ！！！！」
(‘A`)「理不尽な暴力！これが非日常なのか！いいぜ！！こいよ！」
(‘A`)「うおおおおぉぉぉおおお、負けるわけにはいかねぇ！」
（ ＾ω＾）「ドクオのこと忘れないお！」
～翌日～
(‘A`)「やっぱり日常が一番だな！！」
（ ＾ω＾）「緊急手術受けてからわかっても遅いお……」
(‘A`)「悔いはねぇさ…」ガクッ
（ ＾ω＾）「ドクオ！！」
ξ゜⊿゜)ξ「ま、明日には生き返ってぴんぴんしてるわよ」
（ ＾ω＾）「そうだおね」
(‘A`)「ひどい扱いだぜ…」
～川 ゜ -゜)の家～
川 ゜ -゜)「あぁ！なるほど。ドクオの望む非日常って、バトルものの方だったのか！！」
川 //-//)「恋愛ものと勘違いしてしまった、私のばか！」プシュー
話題のネタを募集してます！なにかあれば感想に書いてください！（露骨な感想稼ぎ）
基本気分で書きますので、不定期更新にはなりますが、短くサクッと書けるので早めには書けそうです。
