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EP.0 

 拙い日本語が多々あると思いますので、よろしければで構わないのでご報告をお願いいたします。

「ここが、鮮血神殿(せんけつしんでん)の最下層の100層目か…」


 純白(じゅんぱく)の空間の中心で不自然に存在する純黒(じゅんこく)の巨大なドアを前に男は呟いた。

 男のプレイヤーネームはディープブルー。

 黒髪碧眼(へきがん)の長身アバターであり、その装備は黒と青を基調としたデザインの軽量の鎧とサファイア色に鈍く光り輝く片手剣とまるでプレイヤーネームに合わせているのかの様な統一感がにじみ出ていた。


「とりあえず、今の戦闘で消耗したHPとMP分の、ポーションを飲むか」

 

 そういうと慣れた手つきでシステムウィンドウを操作しアイテム一覧の中からそれぞれ色の違う二つの小瓶を取り出し自身へと使用する。


『ライフポーション(小)を使用しました』

『マジックポーション(特)を使用しました』


 その瞬間システムウィンドウが出現し、僅かに減っていた自身のHPを示すライフバーと残量が0にまで陥っていたMPを示すマジックバーが上限まで回復する。


「はじめるか」


 一言、自分に言い聞かせるようにつぶやくと再びシステムウィンドウを操作し装備一覧に目を通す、装飾品のを念入りにチェックが終わると再び「よし」とつぶやく。

 それで準備は整った。

 システムウィンドウを消し目の前に聳え立つ純黒の扉へ手を近づける。


『ここから先へ進みますか?』

『YES NO』


 すると目の前には次の階層への案内を示したシステムウィンドウが表示され、ディープブルーは迷わずYESを選択する。


『それでは、(なんじ)の検討を祈る』

『神殿に眠る力により、ディープブルーのHPとMPが満タンになった』


 しかしそのやる気も、目の前に表示されたシステムウィンドウを確認した瞬間激しく減退し、後悔に苛まれる。


「やってしまった」


 だが仮想世界(かそうせかい)とはいえ現実は残酷である。

 気が付けば目の前には100体ほどの純白で醜悪(しゅうあく)な天使の様な機械的で|冒涜的≪ぼうとく≫な何か達が待ち構えていた。


破滅天使(はめつてんし)オール・エンド・マキナが出現しました』


 しかしやってしまった、後悔は簡単には拭えない。

 それどころかシステムウィンドウに表示された敵の名前を確認するのも億劫になるほど参ってしまう。

 そんな状況下で比較的こちらに近い位置にいた破滅天使が複数体こちらへ近づき詠攻撃モーションの初動を見せた。


「やるしかないか…」


 気怠(けだる)く宣言すると、ゆっくり剣を構え深呼吸をし気持ちを切り替える。

 ディープブルーは剣と八つ当たりも気持ちを持ち、破滅天使の群れのへとその身を投じた。

 不定期ですがそれなりの頻度で書こうと思っておりますのでよろしくお願いします。

 

 

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