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Imitation  作者: ヴィラノ・エンヴィオ
幼少期編
24/154

準備着々

自分で読み返して「飛んだ!」と思うところがたまにあります。気付いたら手直しするかもしれません。

俺は必要なメンバーだけ残ってもらって、話をする体制を整えた。


「では、二次会と行くぜー!」

「一気に口調が崩れましたね、ルナ」

「面倒ですからね!」


ルナがノリノリである。で、アウルムと俺で茶を完璧に淹れ直して、持ってきていたチーズケーキを出す。

え?

アウルムが作ったんですよ、トホホ。料理スキルは敵わない。


ひんやり冷えているのはクーラーボックスに見立てた箱を俺のアイテムボックスに放り込んでいたせいだ。クーラーボックスの中だけ時間が進む仕様です。


「どうだ?」

「ん、やっぱりアウの作ったスイーツは最高!」

「まあ真面目にパティシエ目指した時期あったし?」


お前こないだ俺にそれ話した時、成ったって言ってなかったっけ?

まあいいか、成った方が嘘でもうまいのは事実、成ったがマジなら目指したは嘘じゃない。


「それで、君は一体いつ頃こっちに来たんだ?」


名前を聞いても知らん人でした。唯一名前を知っていたのはルナで、やはり俺らと一緒に死んだ人だったようだ。


「10歳になる直前ね。ロキ様が先に男装してくれたおかげで、私もドレスにあんまり袖を通すことなく過ごせてて楽」


敬語はいらんと言ったのですぐに打ち解けたが、どうやら年下だったようだ。死亡当時17歳と。

可哀そうに。


たった1つ年上なだけで先輩面すんなってか。


「さて。これだけ転生者がいるのは分かったけれど、この後どうなるのかしら」

「とりあえず、皆の持っている情報が欲しいかも。私たちが持ってる情報だけじゃ不十分だし」


と、なると、やっぱり頼りになるのはルナか。

俺はひとまずソルを見た。ソルは小さくうなずいてメモを取り出した。


「まず、イベントが間近に迫ってるのは、たぶんロキね。本当は婚約者として参加のイベントだけど、今回はロゼ様が出席だもの。今回は友達としての参加になるでしょうね」

「はいはい、誰かロキの家について設定知ってる人」

「はい! 奴隷君の秘密がばれて襲撃を受けるのでそばに置いといたがいいよ、という話を母親から聞くってイベントがあるよ!」


ルナからトンデモ情報が。


「え、マジで」

「まあ、その秘密が何なのかってことについては?」

「確か、魔法が効かない」

「どうだ」

「俺の一部だわ」


「あ、でも今は大丈夫かも、その時はそんな目立つ首輪つけてなかったから」

「ならひとまず安心か」

「俺が拉致られそうになったら助けに来てくれんだろ?」

「ぜってー助けるから」

「まあ、確保してくれたら俺盾できるんだけどな」


アウルムは金属の半精霊。金属系の精霊は上級の者になるとなぜか魔術が効かなくなっていく。アウルムはその上級も上級の半精霊ということになるようだ。

魔物の卵孵しまくるってだけで十分守らにゃいかん人物ですがね!!


そこでエリスが問いかけてきた。


「あ、あのー」

「?」

「さっきからロキロキ言ってらっしゃいますけど、あなたは」


あ。

自己紹介せずに話してたわ。


「……ロキっス」

「ナナシの間違いでは」

「格ゲーやってたのかよ!」

「だって楽しかったんですよ……」


俺ナナシじゃない、スズだ、と言ってやったら、じゃあ男性の時はスズさんなんですね。と返ってきた。理解が早くて助かる。


「ま、学校ではスズとロキを使い分けてほしい。学校はいろいろあるから座学はロキ、実践演習系はスズで受けることになると思うけど。女子寮と男子寮に1つずつ部屋を用意されてしまいそうで今マジどうしようか悩んでる」

「公爵家は1人部屋だもんねー」


あとは他愛ない話をし始めると、またこちらも止まらず。

一緒に席に着いて情報交換を繰り返し、全員分のリンクストーンを作ることになった。


「リンクストーンって、それどうやって作ってるの?」

「魔石の精製からだな。前は同じ波長のやつ使ってたんだけどな、どうせならケータイっぽくしたいだろ?」


これ1個で誰とでも通信!

ね?


便利やろ?


「ケータイ欲しいだけでこんなもん作るなや( ´∀` )」

「いや、ほんとはソルとクルミとの連絡用だったんだよ。でも、こんだけ増えたしさ? さあルナ、エリス、好きな色選べ」


俺は2人の好きな色を聞き出した。

ルナはまあ、オレンジ。

エリスはピンクになった。


アウルムが首を傾げてじっとエリスを見ているのはたぶん、色が合わないとかそういうことを言いたいんだろうな。

何でオレンジ着てんのとは俺も思ったし。


「……エリスちゃんよォ、その色……」

「アウ、デリカシーのねえ男は嫌われんぞ」

「椅子に座っててなんで俺に踵落としが降ってくんのかね!?」


エリスが一番分かってるんだからそっとしといてやれ。


「ねー、私たちもいろいろ作りたいんだけど」


ソルが声を掛けてきた。

えっと?


「ウチで扱えってことか」

「そうそう」


まずは一緒に露店からだね、と言うソル。ちょっと大きめの敷物を用意しておくかな。

サファイアの日にあるフリーマーケットで出店することになりました!


「お店の名前決めよう」

「これだけ人が集まって出来上がるものがいいなー」

「名詞確定か( ´∀` )」


そのままとらぬ狸のなんとやら、俺たちは店の名前を考え始めた。店の名前だけじゃなくてもいいと思うがね。


「――じゃ、ジグソーパズルで、決定!」


またやりたくなって出てきただけです←

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