表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/7

親しい友人といった感じの関係だった彼女と俺ではあったが、高校へ入学するころには、俺も精神的に成長していたようだ。彼女のことが好きになっていた。いつ、どこで彼女を好きになったかなんて、俺には分からない。

あきらめられるという心の声は、結局裏切られることになる。

高校も2年が過ぎ、もうどこの大学へ行くかというのを決めたころになると、恋愛よりも進学するか就職するかという2択の問題が目の前に迫ってくる。

だから私も、彼との話は保留として、まずは大学を決めることにした。

できれば、その間に彼に彼女ができるという、私の本音とは違うことを願いながら。


卒業式の日まで、もうそう遠くない。

私は周りの情報網を駆使して、彼が告白を受けていないことを突き止めた。

もう、ここまでくれば、私しかいないだろう。

心を決めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ