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俺が思うに、彼女はかわいい。誰が何と言おうと変わることのない気持ちだ。だから俺は、自然に彼女に対して好意を抱いていた。彼女がどんなことを考えていたかは、俺は知らない。だが、彼女に対する気持ちは本物だ。

「やっぱり、私は彼のことが好きなんだと思う」

その一言を話した、初めての相手は、私と12年間、つまり小学校1年から高校3年までの間、ずっと一緒のクラスにいた女友達だ。

同性だからということもあるだろうけど、私は、彼の話や、雑談や、いろんなことを一番話しやすい相手でもある。

親や妹よりもだ。

だから、私は初めに彼女に相談をした。

話しやすいということもあったけど、彼については、私と同じかそれ以上に詳しいからだ。

「彼でしょ、そこに座ってる宝田(たからだ)でしょ」

私は、彼女が指差した方向に座っている、彼を見ながらうなづいた。

「あいつかぁ…」

彼女がすこし考えている。

確かに、どうして私が好きになったか、私はわからない。

でも、好きなんだから仕方ない。

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