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二丁目の駐車場  作者: 雨後乃筍
第一部

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3/16

隣の契約者の話

 え?私の車ですか?区画番号で言うと、十二番ですね。そうそう、一番奥から一つ手前の場所。


 一番奥の車。ああ、あの何年も動かしていないようなヤツですね。はいはい。


 もったいないですよね。毎月駐車料金もかかっているのに乗りもしない車を置いておくなんて。


 でもナンバープレートはついていたから、自動車税とかは払っているのかな?動くかどうかもわからないけど、直せば動くんじゃないのかなぁ?


 でも、とにかく汚れまくっているからね。


 私も隣に止めているから、乗り降りするときに気を使うんですよ。服に汚れがついたらいやじゃないですか。


 いや、この区画結構狭いじゃないですか?だから止める時気を使うんですよね。駐車する時、私の車の障害物センサーが鳴りっぱなしになるし、でも障害物なんてないんですけどね。


 え?人?さあ、あそこの車で人なんて見たことないですね。


 あ、でも誰かは来ているみたいですよ。え?なんでって、車のドアのとってがあるじゃないですか?あそこだけ汚れていないんですよ。


 きっとオーナーの方が、たまに来て様子でも見ているんですかね?


 動かない車に乗り込んで、何をしているのか知りませんけど。


 もしくは近所の悪ガキのイタズラか、猫が歩き回っているとかかも。


 いや、私の車にも汚れがついていることがあるんですよ。なんていうか、ペタペタ触ったみたいな跡が。小さい手形みたいのが。


 オーナーの人?いや見たことはないんですよ。私があの区画を借りる前から、ずっと置いてある車で。


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