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二丁目の駐車場  作者: 雨後乃筍
第一部

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2/16

管理会社の話

 駐車場ですか?二丁目の?


 ああ、あそこは全部で十三台止めることができるのですけど、一番奥だけ狭くて止めにくいんですよね。


 でも一番奥は、ずっと契約されている方がいましてね。ちゃんと毎月引き落としされているんですよ。


 え?契約者の人?さあ、私も前任者から引き継がれただけなので、会ったことはないですね。


 まあ、契約料はちゃんと払われていますので、問題はないです。契約も期間の定めのない契約なので、どちらかが解約を申し出ない限り続きますね。


 いや、だから駐車場で期間の定めがないので、契約更新とかないんですよ。ここしばらく料金改定もされてないですから。特に契約者の人と会う必要もないですし。前任者は契約見直しをしようとしたみたいですけど。


 いつからって、それも前任者からの時代なので、私にはちょっと。


 前任者ですか?それが辞めちゃったんですよね。ええ、私がここに赴任前です。


 え?駐車場契約書ですか?それはもちろんありますよ。


 ええと、古い契約なので、書庫にしまってあるので、ちょっと探さないと、ちょっと待っててくださいね。


 あ、ありました。これですね。一番奥の十三区画の契約書。


 ものすごい前の契約書ですね。昭和64年って…えーっと40年近く前ってことですか!


 契約者は…掠れちゃって読めないですね。印鑑だけは見えますけど。


 あ、なんか付箋がついてますね。えーっと、


「解約不可。車両の移動厳禁。」


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