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二丁目の駐車場  作者: 雨後乃筍
第三部

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16/16

飯塚敏郎の日記(日付未記載)

 里美が施設に入ってから、あの車は動かせないでいる。

 解約しようとすると、管理会社の男が「契約は続いている」と笑うのだ。

 里美の施設代も「会の施し」とやらで、ほとんど費用は掛かっていない。


 時々見に行っている。

 里美がうわごとのように、「中に翔がいる」と言うからだ。

 最近気づいたことがある。

 車のドアノブが綺麗なこと。

 まるで誰かが定期的に開けているように。

 俺じゃない。

 中に入ったら、引き摺り込まれる気がする。

 あの終わらない昭和の熱気の中に。


<二丁目の駐車場の話 完>



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昭和ってのは怖いなあ
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