第3話 調査依頼
誤字脱字があったり、表現がおかしかったりするかもしれません。
風沖はアリスのところに戻った。そして、風沖はアリスに聞かされたことを話した。アリスはもうすでに傷は回復していた。
「まあ、調査ぐらいだったら大丈夫かな」
「ヒッドレンツさんは引き受けるんですね。あの、私も同行してもいいですか?」
「いいよ!万が一のことがあっても大丈夫だしね!」
「ありがとうございます」
「あと、風沖さんは強いよね…できれば私になんか技とか教えてくれない?まだ旅初めたばかりだし」
「いいですよ。とりあえず外に出ましょう。それじゃあこんな技とかは?」
アリスたちは外に出た。そして、風沖は刀を出して構えた。
「龍舞斬り」
すると、風沖は高速で動き、ラッシュを繰り出した。目にとらえるのが難しい速さで斬った。
「す、すごい……」
「この技は高速なステップで敵に斬りかかる技だ。単体でも複数人でも使える技だ。ス、スライダーラッシュ?と似ているかもな」
「なるほど………りゅ、龍舞斬り!」
やってみたものの、両手剣を速く動かせなかったり、速く足を動かせなかったりして、やってみたがうまくはできなかった。
その後も、いくつかの技などを教えてもらった。そして、数時間やった。いくつかの技は身についた。たが、竜舞斬りはまだまだだ。
「そろそろ休憩しよー」
「わかった」
アリスたちは少し休憩をした。その頃にはすでにだいぶ暗くなっていた。
「今日は一旦宿にに泊まって明日出発しましょう」
「了解した。なら、明日の朝に宿前にいましょう」
アリスたちは管理者に引き受けることを言い、宿に向かった。
翌日。ちゃんと二人とも朝に宿前に集まった。
「おはよう!」
「おはようございます」
「………そういえば、昨日から思っていたんだけど、チームになったし、かたい感じなのやめませんか?」
「そう、ですか?……わかりました。アリス、さん?」
「………そんな感じ!威吹さん」
アリスが威吹を見ると、威吹はわざと目をそらしたように見えた。
「そろそろ出発しましょう」
「そうだね!」
アリスたちは街を出て、魔王城へと向かう。しばらく歩くと、砂は小さい石に変わり、砂漠でなくなっていった。国境が見えてきた。
「もう、シールド王国を出るのか〜。観光目的が、まさかこんなことになるとはな〜」
「私も、旅の序盤にこんな事件に巻き込まれるとは思っていなかった」
「威吹さんはどうして旅を始めたの?」
「なんとなく、気分で、、、始めた」
「そうなんだ。私は世界を冒険するのが夢だったから始めたんだ」
「いい夢ですね。実際叶っているし」
そんな話をして、きづいたら国境の目の前まで来た。国境を通過し、アリスたちはシールド王国を出た。
アリスたちはシールド王国を出た。今回は、アリスが来た方向ではなく、それより北の入り口から出た。
アリスたちは、さらに進むと森に入った。すると、敵が出てきた。
「リトルドラゴン!」
「珍しいな」
「ここは私がやる!」
「わかった」
リトルドラゴンは、あまり出てくることはない珍しい種。凶暴であり、すばしっこくて、強力な爪を持つため、弱い冒険者を死に至らしめることもある。
剣を振りかざしたが、避けられてしまう。その後もリトルドラゴンによる激しい攻撃におされてしまう。
「アリスさん!相手を観察し、やってくる行動を予測するんだ!」
「わ、わかった!………………相手はどう攻撃するか…右からの攻撃が多い!」
アリスは、リトルドラゴンが攻撃してきた瞬間に攻撃をした。そして、リトルドラゴンは真っ二つに斬れた。
「やった!」
「うまかったですよ。アリスさん」
「ありがとう。少し怪我したけど」
「大丈夫ですかアリスさん」
「平気平気。攻撃が激しくて」
「そういうときは、『技』で相殺するんだ」
「技で?」
「そう。両手剣でも強い攻撃を防御できる」
「アドバイスありがとう。威吹さん」
「……どういたしまして」
アリスたちは、道を進んでいく。道は森から抜けると岩だらけの坂道となり、山に近づいできることがわかる。
魔王城は、大陸中央のデアボレス山脈に位置する。そして、アリスたちは魔王城にたどり着くことができた。
「私は管理長を務める『ガオル・ヘビード』です。
証拠も持ってきたようだし、特別に許可しよう」
そして、そこの管理長のガオルに付いて行き魔王城の地下に向かう。
「なんか、普通と違ってワクワクする」
「確かにな」
「もうすぐ着きます」
アリスたちは特別な祭壇のようなものがある部屋にたどり着いた。
「なんだここは」
威吹が、ガオルに質問した。
「ここは、魔王が倒された5年後に発見された部屋です。言い遅れましたが、当初ここが発見されたときに入って体調を壊した人が多く、現在立入禁止にしました。今、体調崩してなさそうだから大丈夫ですよね」
「ああ、今のところ大丈夫だ(早く言ってほしい)」
アリスたちは、エデス神殿に関するものを探してみる。すると、アリスがなにかを見つけた。
「これってエデス神殿にもあった模様と物だ」
そこには、エデス神殿にあったものより小さいが、模様が同じ球体を複数個発見した。
「本当かそれは……他にも探してみよう」
アリスたちが、さらに壁や物を探してみようとすると、ガオルが出入り口を見ると人がいた。知らない人だ。
「誰だ貴様!」
「?!」
ガオルが叫び、みんながその人を見ると、その人は魔法を唱えた。
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