第18話 予兆
投稿がとても遅れてすみません!
誤字・脱字や表現がおかしいところがあるかもしれません。教えていただけるとありがたいです。
次の日、アリスたちは朝起きて、街を散策する。
サルトス連邦共和国は森に囲まれており、北東は山がある。その山のせいで西からの湿った風により雨がよく降る。
「雨が降ってるよ!」
アインズが言う。
「ここは、雨が多いからね」
アリスたちは、雨の降っている中、町を出た。
森の中を進んでいると、複数体の魔物が出てきた。プロインタイガーという魔物が5体。霧のように姿を消し、視覚から攻撃してくる魔物だ。
アリスたちは、武器を構えた。プロインタイガーは霧のように姿を隠す。
プロインタイガーが、アリスたちの後ろから現れて攻撃しようとしてきたが、威吹が難なく刀でガードした。
「隠れていても遅い」
「エクスポネレンズ!」
アインズがフラッシュを起こし、プロインタイガーの透明化を解除する。そして、アリスとアルファが攻撃して、全部の敵を倒した。
「めんどくさい魔物だなー!」
ガオルが呟く。
「あ、みんなみんな!見えたよ!村が」
そして、アリスたちは、次の村にやってきたが、村中が泥のようなもので汚れていた。
「めっちゃ汚れてる…」
「旅の人たちか?」
村人が話しかけてきた。
「ここは、『ある魔物』に攻撃を受けたんです」
「ある魔物とは?」
威吹が尋ねる。
「グランドホールという大型の魔物です。近づかなければ害はなかったのですが、近づかなくても襲ってきたんです。さらに大きくなり、体には黒色の模様が入った魔物になったんですよ」
「なるほど…倒しましょうか?」
アリスが応えた。
「いいのですか?でも、とても危ない魔物です。気を付けてください」
アリスたちは、その魔物が居る方に行く。
「いったいどのくらい大きな魔物なんだろ〜」
アインズが疑問に思う。
「それは、体中が岩石のように硬く、両腕は岩になっている魔物です。高さ20mで全長30mほどで、地面の下で獲物を待ち構え、大きな口で獲物を食う。ガンセキ目ロックフォーマー科グランドホール属の魔物でス!」
アルファが答える。
「期待通り、めっちゃ詳しい…」
すると、森の中に大きな空き地が現れ、中央に小さく岩があることに気づく。
「あれですネ」
「いつも通り、俺が叩きのめそうか?」
「いや、ここは、私が魔法で撃ち抜く」
アインズは杖を構えると、岩に魔法を飛ばす。そして、岩に命中した。すると、岩が動き出し、地面の下から巨大な黒色の体を持ち上げて上に出てきた。
「アルファの説明よりもでかくない?」
その体は高さ50m全長70mほどの図体であった。
グランドホールがこちらに気づくと、雄叫びをあげた。
「言ったからには倒さないとね!」
アリスが言う。
グランドホールの巨大な双腕がアリスたちめがけて飛んでくる。アリスたちは避ける。
「叩き壊してくれる!!」
ガオルは斧で腕を破壊しようとしたが、エグっただけで破壊までには、いたらなかった。さらに、斧に邪悪なオーラが纏わりついてきたから、ガオルは思わず斧を取って離れる。
「なかなか硬いな…あと、今のは魔王の地下と同じ雰囲気がするぞ。普通のグランドホールとは違うのかもな」
アリスもグランドホールの体を斬りつけるが、オーラによって阻まれる。
アインズの爆発魔法やアルファの銃でグランドホールに少しダメージが入る。
サペンドは、すばやく斬りつけて離れたときにオーラにおかされないことに気づいた。
「みんな!すばやく斬りつけて離れば大丈夫だ!」
アリスたちもオーラまとわりつかれる前に斬りつけて、離れる。しかし、時間がかかりすぎてしまう。
「こんなことしてたら、埒が明かないぞ」
「魔力も使いすぎる!」
アインズの高火力の爆発魔法も使いすぎは禁物である。グランドホールも痺れを切らしたのか、雄叫びをあげて、丸まった。
「みんな離れてください!」
アルファは、みんなに離れるように促す。
「全方位攻撃をグランドホールはします!離れてください!」
アリスたちは、離れる。
そして、グランドホールは体を図体には似合わない速度で回転させる。そのとき、全方位にオーラが飛び出る。
「クッ!なんて強いオーラだ!!」
ガオルでも、キツそうなほど勢いが強い。アリスは、その勢いを青い閃光で跳ね返した。
「よし、あの時みたいにオーラをオーラで跳ね返せた!」
グランドホールのオーラが収まったとき、アリスはさらに斬りかかる。強く斬って傷を付けることはできたが、その傷に技を使う前にオーラが纏わりついてくる。
「大丈夫か?」
威吹がアリスに尋ねる。
「大丈夫だよ」
「(どうやったら高いダメージを与えられるんだ……さっきは、青い閃光でオーラを跳ね返せたな。剣にだけこの力を集中して纏わせられたら、できるかもしれない!)」
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