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バケモノに至し暗殺者  作者: ヤヒド
冒険者編
85/115

休息と驚き

いつも読んで頂きありがとうございます

時は動き出し世界は再び脈動する。


『はっ!?』


凍りついた思考が動き出し、熱を帯びたその脳みそでサツキ含めバルドル達は確かな違和感を感じ取った。


「い、いたはずだぞ!?だと言うのに、気配も何もない!」


いち早く復帰したスカイは、それでもかなり動揺しつつ、その思いを外に吐き出した。


「お姉さまの…言う通りですわ…」

「どうなってんだよ、全く…」

「んーん…、消えちゃったな」


それをキッカケとして次々にルーニーやボルダー、カイナも喋り出した。


そんな中、サツキは1人…


(まあ大方連れていったんだろうな。感じたことのない(全知神や3柱でない)気配だったけど、あれは確かに神の気配だ。弱かったけど)


サツキは神と眷属の違いなど知らないためそんな勘違いをしているが、確かにその考察は間違っていなかった。


そしてその様子を見つめるものが1人…


(嬢ちゃん…きっと色々知ってるんだよな。まあもとより色々おかしかったんだが…精算しなくちゃな)


サツキは自分の考えを話すことなく、またそれ以上話が進まなかったため、竜が本当に消えたのかの確認を取るためこの日はこの戦場跡地にて、竜と戦える戦闘員は待機することとなった。

一方無事死の黒波(スタンピード)の対処は終わり、数名の死者及び怪我人を出しながらも無事収束へと至っていた。


騎士団の団員達が恐る恐る戦場跡地に踏み入れ、そこにバルドル、カイナ、スカイ、ルーニー、ボルダー、カイナとスカイに居残りを命じられたアース、マナ、ファルの分のテントが建てられた。


そしてその中に名前が入っていない我らがサツキは…


「悪いね、カイナ」

「大丈夫だよ。全くあの騎士団長…サツキの分だって用意してくれてもいいと僕は思うんだけど?」


そんなふうに憤るカイナのテントに泊まり込んでいた。


「ハハハ…」


サツキは苦笑いしながらカイナに断るとテントの外に出てぶらつき始めた。


(いやー楽しかったな。体を壊しあって地球では感じない痛みを感じて…暗殺者としての自分を忘れちゃいそうだ)


異世界に来て以降、悪意を向けてくる輩には殺意を持って返し、殺意を向けてくる輩には感動を覚え、そんな戦闘狂のような数日を過ごしたことでサツキは自分の本分を忘れてしまいそうだった。


(まあ、あと一ヶ月ぐらいここで過ごして飽きたらいろんな街へ行ったりして暗殺者としての仕事も探していくか)


そんな決意を固めつつ、サツキは久しぶりにあることを思い出した。


「ステータスってね」


<ステータス>

名前・サツキ シカイ(隠蔽中・死飼 殺来)

年齢・16


<スキル>

短剣術・走術

歩行術・体術

威圧

自己強化・異端

蛯イ諷「 

魔力操作・魔力感知 

**操作・**感知 

(隠蔽中・暗殺術・隠蔽)


<魔法>

(隠蔽中・禁忌-古代魔法適性)


<**>

**


<称号>

九死に一生

メンタルブレイカー

異端者

謌代r雋ォ縺上b縺ョ

神々からの注目者

パンドラの箱

(隠蔽中・未経験の暗殺者・異世界転移者)


<加護>

(隠蔽中・厄災神…の加護・混沌神…の加護・邪神…の加護・莠コ-繝舌こ繝「繝の加護?)


「もう驚かんと思ったけれど…これは無理」


サツキはつい呆然とし、後ろに誰かが迫ってきていることにすら気づかなかった。


結構変わった


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次回も本編です



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