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バケモノに至し暗殺者  作者: ヤヒド
冒険者編
31/115

エスパー?とフラグ折り

お願いします

結果、拷問…ンッンン…オハナシはせずにすみ彼等は快く情報を吐いてくれた。


「つまり…なんだ?嬢ちゃんが悪いってことか?」


…馬鹿なのだろうか?今の情報の中に私に悪い要素なんてどこにあったんだ?


「だって嬢ちゃんがそいつに向かって喧嘩売って、逆恨みではあるにせよお貴族様のプライドとやらを傷つけたんだろ?」


情報的にはこうだ。いつも通りスラムでこの襲撃者もといチンピラの集団が集まっていると突然騎士風の男がやってきてなんかキラキラした槍(チンピラには価値は分からなかった模様)を持ち「黒の眼と髪を持つ12歳ぐらいの少女を殺せ」と言ったらしい。しかしチンピラ達は偉そうにされたのがムカついたらしく襲いかかって…負けてしまい安い賃金で依頼を受けることになったそうだ。

このことから色々想像できるのだがそれでも…


「いやまだアイツだとは決まってないよ?だって私ここにきて数日なのになんか眼が一個取れたおっかないおじさんに付き纏われてるし…変なところで恨みを買っててもおかしくないよ?」

「いや誇らしげに言うことじゃ…おいちょっと待てなんて言った?俺をストカーみたいな言い方するんじゃねえ!」

(うるさいおじさんはほっといて…「おじさんじゃねえ!」…心を読むな!…「読んでねえ!」)


こわ…よし!深層心理で物事を考えよう。そんなのできたら神だけどね。

まあおじさんは冗談として私は昔から敵を作るのが得意だから何処かで喧嘩を売ってるか買ってるかしている可能性もある。でもきっと99.9%あのクソ貴族なのかただの貴族なのかはわからないけどアレのクソ護衛だろう。

…これってあの貴族にも喧嘩を売られたことになるのかな?部下の責任は上司の責任って考え方はあまり好きじゃないけど一理あるし…まあなんにせよ正直あんまり気にならなかったしいい遊び相手を送ってくれてありがとうと逆に感謝しとこう。

あっ!でも私が戦った人はクソ護衛が送ったわけではないのかな?なら感謝できないね。


私は未だ騒いでいるおじさんの声を遮りつつ私は今はもうこれ以上はいいことを伝えた。


「ん、まあ嬢ちゃんの問題だしな。それでいいんならいいが、まだ俺は言いたいことがあるんだ」

(…嫌な予感がする。なんだ?なんなんだ?)

「嬢ちゃんが戦った襲撃者はどんな奴だった?」

(ん…?なんか拍子抜けだな)

「勝手に行動したのを怒ってるんじゃないの?」

「あーそれはなぁ…」


おじさんは苦笑いしながら言った。


「嬢ちゃんに戦闘狂の毛があるのはわかったからな。そういう奴が俺の友達にいるからその感じで行くことにしたんだ」


どうやら私は諦められたらしい。


「それで質問に答えてくれるか?嬢ちゃんの実力なら色々わかっただろ?」


なんか信用されてるんだけど…


「まあいいよ。横取りしたようなものだしね。まず性別はよくわからなかったよ。後風の魔法を使って、咄嗟の機転がよくきいてた。それとすごくチグハグだった。本来の戦い方と違う戦い方のせいで違和感ありまくりだったし、暗殺者らしく無かった。そっちの技量も低かったしね」


私がそう言うとおじさんは小声で「やっぱりか…」と言いそのままお礼を言ってきた。


「事情が気になるか?」


と何故か聞いて欲しそうにしていたが


「面倒臭そうだからわざわざ関わりたくない」


と言うと大きく笑っていた。

誰がわざわざフラグを回収しに行くか!へし折ってやる!


「それじゃあ目的を果たしに行くか」

「ん?なにそれ?」

「薬草をとるんだろ?」


ああ!そうじゃん、依頼を完遂しなきゃ!お金がもらえない!


「行くよ!おじさん!」

「…だからおじさんじゃねえ!」

次回も本編

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