ステータス確認と世界の知識
お願いします。
体のぐるぐるが治るとそこは森の中だった。どうやら少し行ったところに街へつながる街道があるようだ。
「よし、ステータスの確認をしよう」
<ステータス>
名前・死飼 殺来
年齢・16
<スキル>
短剣術level 9・暗殺術level 5
走術level 8・歩行術level 9
体術level 7・隠蔽level 1
簡易武器創造level 1
<魔法>
闇魔法適性
風魔法適性
禁忌ー古代魔法適性
<固有魔法>
「??」魔法
<称号>
未経験の暗殺者
九死に一生
異世界転移者
<神の加護>
厄災神の加護
混沌神の加護
邪神の加護
おお、なかなか突っ込みどころが多いが一つずつ処理していくか。
まずスキルのlevelはlevel 1で初心者、15で一人前、35でベテラン、70で達人、90で英雄、100で王、130で帝、170で覇王、200で覇帝らしい。
一応200が上限だがあくまでlevelは強さの指標であって同じ200でもlevel換算だともっと上のバケモノがいるようだ。
しかし情報では今までの歴史の中、全種族、全スキルの中での最高levelは127だそうだ。
自分の一番高いレベルで9なのも日本での鍛錬ならそんなものだろうと納得もできた。
だけど逆に日本の一人前がこっちじゃだいたい半人前だったなんて地味にショックだ。
この世界で生きていくには、一人前程度の実力は必要だと思うから早急に鍛えないとなぁ。
level 15以下は初心者って事だし。
次に魔法だ。知識では魔法は世界のシステムに関わるため、各属性でlevel 1からlevel 10までしかなくlevelで覚える魔法が決まるようだ。
今はまだ適性はあるが使えないのは、誰かに教わるか、魔導書というものを使って覚えなくてはいけないらしい。
なんだか物騒な魔法適性があるが、スルーして見なかったことにする。
次に固有魔法だがまだ解放されていないようなのでスルーする。
次に称号だがどうやらタップすると詳細が見れるようなのでスキルと魔法とついでに神の加護も詳細を調べてみよう。
するとかなり驚きだった。
<スキル>
短剣術level 9
(9level程度の短剣が使える証)
暗殺術level 5
(5level程度の暗殺ができる証)
走術level 8
(8level程度の用途に合わせた走りができる証)
歩行術level9
(9level程度の用途に合わせた歩行ができる証)
体術level 7
(7level程度の体術が使える証)
隠蔽level 1
(1level程度の隠蔽ができる証+ステータス表示を偽装できる)
簡易武器創造level 1
(1level程度の用途に使える簡易武器を魔力と引き換えに創造できる。素材を消費するとより良い武器が作れる)
<魔法>
闇魔法適性
(闇魔法に適性がある)
風魔法適性
(風魔法に適性がある)
禁忌ー古代魔法適性
(禁忌-古代魔法に適性がある)
<固有魔法>
「??」魔法
(不明)
<称号>
未経験の暗殺者
(暗殺者でありながら生物を殺した事がない者に与えられる。効果・同族を殺すまで暗殺術の成長速度が半減する。達成すると称号が変化する)
九死に一生
(死ぬような事柄でギリギリ生き残った者に与えられる。効果・生存確率の大幅上昇)
異世界転移者
(異世界から転移してきた者に与えられる。効果・成長率微上昇)
<神の加護>
厄災神の加護
(効果・厄介事に巻き込まれやすくなる。「禁忌ー古代魔法」の適性を得る)
混沌神の加護
(効果・行く先々で面倒ごとが起こりやすくなる。スキルが進化しやすくなる)
邪神の加護
(効果・スキル「簡易武器創造」を得る。 スキル「隠蔽」を得る)
…おいおい神ィ!何してくれとんじゃぁ!主に厄災神と混沌神!
称号はいい、称号は普通?だから良いけど、加護のせいで絶対面倒が起こる!
もう嫌…大体魔法も「禁忌」ってついてんじゃん!
ありがとう邪神様!「隠蔽」最高です!もう邪神教に入ります!ってくらい前の2柱がやばい。
まあ、効果は優秀なんだけどね…
ちなみにスキルは進化するらしい。なんか自分のスタイルを確立したりすると良いみたいだね。
それではステータスを「隠蔽」して街へ向かいましょー。
次話、話が動きます




