第十話 初仕事
ミカエル、セラフィルとパーティーを組むことになった
とりあえず僕たちは冒険者ギルドに行くことにした
すると、
「おい、あれセラフィルさんとミカエルさんだぞ
それにルークさんもいるぞ」
「あの子供は誰だ?」
「そういえば前にもみたことあるな」
冒険者ギルドにいた人たちがざわざわしていた
ちなみにこれは3人がSランク冒険者だからだ
Sランクというのは冒険者のランクの中で上から2番目に高いくらいである
SSランクは今は誰もいないらしい
なのでSランクは実質最高ランクの冒険者なのだ
それが3人も一緒にいるから噂になるのは普通だ
3人ともそんなことは気にせず進んでいく
それをみた受付の人は急いでどこかに走っていった
すると、
「どうなさいましたか?」
ギルマスが走ってきた
3人はそれをみてめんどくさそうな顔をした
「あぁ、パーティー組んで依頼でも受けようかと思ってきたんだよ」
ルークが代表してそういうと先ほど走っていた受付の女の人が戻ってきた
そして僕たちのパーティー手続きを進めてくれた
すると、
「依頼内容はどうなさいますか?」
そう言って幾つかの依頼書を見せてきた
ルークはそれをみて少し考えると一つを手に取った
「これでお願い」
「かしこまりました」
そう言って受付嬢はすぐに手続きをしてくれた
「それでは気をつけていってらっしゃいませ」
手続きが終わると僕たちはギルドを出た
僕は受注した依頼の内容が気になったので聞いてみることにした
「どんな依頼を受けたの?」
「あぁ、ゴブリンの群れの殲滅だよ」
「ゴブリンの群れ?」
セラフィルは不思議そうにしていた
「ねぇ、ルークもう少しランク高いのにしようよ」
どうやらランクが低くて不満であるようだ
するとルークは
「確かに低いかもしれないかもしれないけどノアは初めてだし
今回の依頼は不思議なところがあったんだ」
「不思議なところ?」
「うん、急にたくさんのゴブリンが街を襲い始めたらしい
もしかすると、ゴブリンの村があるのかも」
「そっかじゃあその依頼でいいよ」
ルークの話を聞いてセラフィも納得したらしく今はおとなしくしている
僕たちは一旦宿に戻るとすぐに準備を始めた
そして準備を終えると街を出た
お読みいただきありがとうございます
面白かった。
続きが読みたい
などと思っていただけたら
これからも頑張れるよう下の
☆☆☆☆☆を★★★★★にしていただけると嬉しいです
またブックマークの登録よろしくおねがいします