『性差別大国』

人種差別、女性差別は法律や条令等で禁止されています。

「献血にご協力ください！」

　大都市の街頭にある献血ルームで、『緊急』という札を掲げて声を張り上げている女性が増えた。

　多くが日本に滞在したり移住したヴァンパイア女性だ。

　美男美女が多いとされるヴァンパイア。魔性の美女に釣られて献血ルームに入って行く人族の男性（転移前からの日本人男性）も多い。

　これでは、まるで風俗店の客引きではないか？

　ヴァンパイアの女性を体よく利用しているだけではないか。

　そのような批判がネットを中心としてテレビや新聞に取り上げられるようになってきた。

　専門家による解説。

『日本は、法律でヴァンパイアにも基本的人権を認めました。ヴァンパイア女性を安易に広告に使う事は、人種差別、性的搾取に他なりません。公共機関が行なってはならない事です』

『特に今回の場合、以前に十字のマークが配慮に欠けるとして問題になった機関ですから、殊更にセンシティブな問題として扱うべきものでした』

エルフ女性（容姿端麗）の養蜂家とかも炎上しそう。