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一人目のお客様

 「あーもうサイアク・・・。」

薄暗くなりかけた通学路を、ブツブツと文句を言いながら神崎美奈は歩いていた。

 この頃、何をやってもうまくいかない気がする。なにをやっても空回り。ついさっきも、半年間付き合っていた彼氏から別れを切り出されてしまった。

自分なりにいい彼女でいようと、頑張ってたのに・・・。

収まりかけていた泣きたい衝動が、またむくりと顔をもたげてくる。それを慌てて胸の奥に押し込める。

 やるせない気持ちを抱えたまま、とぼとぼと歩いているうちにいつの間にかバス停に着いていた。

「えぇっもうバス行っちゃってる!」

時刻表と腕時計を交互に恨みがましく睨む。しかしこうしていても仕方がないので、取り敢えずバス停の脇の古ぼけたベンチに腰を下ろし、あと10分後、とため息をつく。辺りはすっかり暗くなり、車も通らなくなってきた。痛いほどの静寂に、息が詰まる。

「あぁ〜もう!憂鬱で潰れちゃうよ!」

こうしてじっとしていると、失敗した事ばかり頭の中に浮かんでくる。思わず頭を抱え込もうとした、その時。

「―――!!?」

突然目の前が真っ白になった。眩しい、と美奈は反射的にぎゅっと目を瞑った。

拙い文章ですみません。もっと精進します。『あなざーばす』を読んでいただき、ありがとうございます。

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