3、プロローグの続きの続き◇
これでプロローグは話で終わりになる。 ご苦労様……。
とでも言うと思ったか、作者もびっくり次のページもだ!
~~~~
やぁ、ゆうれいになった俺だが……どうしよう………。
という訳でぶらぶらしてみようかな…………。
あっヤンキーくんだ………。
ふっふっふ。
ヤンキーくんにいたずらしてやろうかな………。
このあと、通りがかった自分が生きている人を通り抜けると寒気がするらしい。
また、息や、手の置いた音とかは聞こえるらしいっていうところまではわかった。
いやぁ、面白かったよ、ヤンキーくん、あんなにあわてふためいちゃって…………。
耳にふーってやったら逃げてっちゃったけどね。
ん?なんか、暖かいなぁ………そしてなんだか眠たいなぁ……
寝るのかなぁ?ゆうれいって………
んぁ?なんか……あれ?吸い込まれてる…………ちょっえっ?
見ると空の一部に大きな穴ができていて、なんか吸い込んでいるような感じだった…………。
……ちょっとまって!まだ!俺は遊び足りないんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……
あっちょうどいいところにヤンキーくんが戻ってきた!捕まってやるぅぅ!
こうして龍斗が伸ばした手がヤンキーくんを掴もうとしたが、それは叶わなかった…
すかっ…
あっ………今、幽体だからつかめないじゃないですかやだぁぁぁ!
ああぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ、あっだめだこれ……。
おじいちゃん、おばぁちゃん、先に行ってます……
きゅぽん
こうして俺、赤木龍斗はこの大穴に吸われ、この世界から姿を消した………
~~~~ある神界~~~~
「…ざめ……、は……おき……」
ん?なんか、声が……
なんというか、幼女(推定小学生低学年)ぐらいの声だ……
ん?あの幼女の声が聞こえなくなり、なんか重たいものを引きずるような音が………
「だれが幼女だ!」
ガン
「ぐぼ………ぐふ」
くっそー超いてぇ………。こいつなんかすごく大きくて硬いなにかでやりやがった……
目、開きたくねぇなぁ………。
血だまりになってそう………。
いいや寝よう………。
「はやく、起きなさい!次は止めさすよ!」
そして、ガンっとなにか硬いものを床に叩きつけるような音がした………
可笑しい………。
こんなの幼女はできない………そう、幼女は……幼女は………もっと可憐でいるべきなんだ!
「さっきから幼女、幼女って…………起きろ!」
ゴン!
また叩いた……親父にもぶたれたこと………あれ?あるなぁ……
そう、あれはある雪の降っていたある日って長くなるからいいか……
まぁ、いいや……
そろそろ起きるかぁ。
そうして目を開けるとそこは図書館のようなところだった………。
そして目の前にはなんかすごそうなメイスをもったドレス姿の金髪ロングヘアーの女の子がいた………
そうして、こっちが目を開けたのを確認したのか話始めた……
「よし、やっと目が覚めたのね………私の名前はラオよ。
趣味で龍穴の管理をしているわ………
」




