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白銀の歌姫による異世界EXAUDI  作者: Chernyy kot
‡Primus autem motus‡
18/44

†旅へ†

今日は“契約”や精霊についてです。

次からいよいよルーナの旅が始まります。

それからブックマークが10件付いてるのに気付きました!!ありがとうございます!!

これからも頑張るのでよろしくお願いします!!

誤字脱字あったらごめんなさいorz

 『じゃあ、“契約”について説明するよ。』

“言霊遣い”の説明が終わり、“契約”についてメアお兄ちゃんは説明する。

『この世界にはね、精霊という不思議なものがいるんだよ。』

「精霊?絵本の妖精さんみたいな……?」

僕は絵本とかに出てくる、羽のついた妖精を思い浮かべる。

『違うよ。残念ながら妖精はいないね。

精霊ってのは、普通の人には見えないんだ。

精霊が気に入った人の前に姿を現すことがあるし、“精霊眼”というレアなスキルを持つ人には見えるんだ。

そして、精霊達はそれぞれ(つかさど)ってる力がある。

風、火、水、雷、土っていう風にね。』

メアお兄ちゃんは精霊について色々説明してくれている。

「僕には“精霊眼”ってスキル無いけど、精霊見られるの?」

僕には、“精霊眼”ってスキルは無かった。

それとも、これから習得出来るのかな?

『いや、ルーナは必ず精霊に気に入られると思うから大丈夫だよ。』

メアお兄ちゃんはそう言った。

「………?どうして?」

『ん~。精霊は純粋で優しくて、欲が無い人間が好きなんだよ。(あとは、美少女とか美少年とか大好きなんだけど…、言わない方が良いか)』

「僕って、純粋で優しくて欲が無いのかな……?」

僕は考え込んでいた。

『ルーナは純粋で優しいよ?

それにお釣りが多かったりしたらわざわざ返しに行ったり、お金を拾ったらちゃんと交番に届けたりするって今時いないからね。

そういうところが、欲が無いんだよ。』

「えっ……?何で知ってるの?」

僕は不思議になって問いかけた。

『世界を救ってもらうんだから、ちゃんと善人を選んでるんだよ。ルーナは良い子だよ?』

「へぇ~。僕って善人なんだ。嬉しいなぁ……。」

僕は嬉しくて笑っていた。

『話を戻そうか。

取り敢えず、ルーナは必ず精霊に気に入られる。

そこで、“契約”の出番なんだ。

“契約”はね、精霊や魔物と契約して相棒となって色々助けてくれるんだよ。』

「えっ……?ま、魔物?」

何か物騒な言葉が聞こえて、僕は反射的にメアお兄ちゃんに聞き返した。

『そう。この世界には魔物が存在するよ。

魔物は人を襲ったりする危険な生き物なんだ。

でも、中には知性がある魔物もいる。

そういう魔物は稀に“契約”が出来る可能性があるんだよ。』

メアお兄ちゃんは、魔物について説明してくれた。

「人を襲うの…?僕…、戦うの?」

僕は不安になって問いかけた。

『そうだよ。魔物や危険な動物とは戦って殺さなくちゃいけないんだ。

それだけじゃない。この世界には盗賊という悪い人達も存在する。

そういう盗賊達も殺さなくちゃいけないんだ。』

メアお兄ちゃんは、少し申し訳無さそうに沈んだ声で説明する。

「人を……、殺す?」

そんなの…、僕なんかに出来ないよ…!!

僕は怖くて震えていた。

『ルーナ。怖いのは分かるよ?

でもね?盗賊達は人を殺して物を奪うんだ。

たとえ殺されなくても、女性なら乱暴される。

男性なら一生捕らえられて、ストレス解消の道具として暴行されたりして奴隷のような扱いを受けるんだよ。

子供も同じようになるんだよ…。』

メアお兄ちゃんは、悲しそうに話した。

「でも…、僕に出来るのかな……。」

確かに盗賊って人達は酷い人間みたいだ。

でも、今まで平和に過ごしてきた僕に人殺しなんて出来るのだろうか……?

『ルーナ。

出来る出来ないの問題ではないんだ。

やらなくちゃ駄目なんだよ。そうじゃなければ、逆にルーナが殺されたり他の人達が殺されるかもしれないんだよ?

盗賊達は殺しても罪には問われない。

だから、大丈夫とは言わないけど覚悟はしておいた方がいい…。』

メアお兄ちゃんは、優しく諭すように言った。

「うん……。」

僕は力無く返事した。

『取り敢えず、“契約”のことについては大体分かったかな?

次は使い方だね。まずは対象となる精霊や魔物から“契約”を申し込まれたりする場合は、それに了承するだけで良いんだ。

自分から“契約”する場合は、対象となる精霊や魔物の願いを叶えれば出来るよ。

そして、“契約”をする時には対象にルーナの血を一滴飲ませる必要がある。

これは“証”みたいなものだよ。

これによって、テレパシーが使えたり離れていても大体どこにいるか分かるようになるんだ。』

「テレパシー…。凄いね!!」

僕はさっきの暗い雰囲気を打ち消すように、明るく言った。

『もう、“契約”については大丈夫だね?

次は“鑑定”についてだね。

前にも言ったけど、“鑑定”は色々な物や人物、魔物や動物などの説明が見られるんだ。

使い方は、対象に触れるか情報を見たいと思えば大丈夫だよ。

“言語理解”は別に良いよね?

話すときも勝手に翻訳してくれるから。

質問はあるかな?』

メアお兄ちゃんは、色々説明して確認してきた。

「大丈夫だよ。ありがとう!!」

僕は笑顔で答えた。

『そうか。じゃあ、大丈夫だね。

勇者が現れるまでは、結構時間があるからその間はちゃんと強くなるよう頑張ってね?

たまに知らせることがあれば、夢に出るから。

あと教会に行って、ルーナから色々報告することも出来るよ。

それじゃあ、お別れだよ。』

メアお兄ちゃんは、寂しそうに言った。

「うん…。僕、頑張るよ!!だからメアお兄ちゃんもお母さんとお父さんと一緒に見守ってね?」

僕は安心させるように答えた。

『うん。そうするよ。

行ってらっしゃい。気を付けてね?』

メアお兄ちゃんは、明るい声で見送ってくれる。

「行ってきます!!」

そう言うと、もうメアお兄ちゃんからの返事は無かった。

でも、どこか見守られているという感じがして寂しくはなかった。

よし!!まずは街を目指そう!!

僕はメニューを開いてマップを見た。

ん~、一番近いのはビントスって所だね。

結構広い森を抜けなきゃか…。

僕は少し不安になる。

大丈夫だよね!!“言葉遣い”があるし!!

それじゃあ、出発だ!!


────こうして、白銀の歌姫ルーナ・セレーネの旅は始まった。

メア「ルーナのことなら、何でも知ってるよ♪」

ルーナ「へぇ~。神様って凄いね!!」(尊敬の眼差し

メア「そりゃ当然だよ////」(照れ

ルーナ「メアお兄ちゃん、恰好良いの!!」

メア「それほどでも♪例えばルーナのスリーs…」

ルーナ「──っ!?め、メアお兄ちゃんのばかぁ!!!」(ゴンッ←教科書の角

メア「痛いっ!?酷いよ!?」

ルーナ「メアお兄ちゃんの変態!!馬鹿!!ストーカー!!うぅ……。」(涙目

メア「酷いよぉ…。てか泣かないでね?ルリアとアランに見つかったら死ぬから。」

ルリア&アラン「「逝く準備は良いかしら?(出来てるよね?)」」

メア「ひっ!?私別に何もしてないよ!?」

ルリア「変態のストーカーさんは血祭りね♪」

アラン「ルーナに手を出す奴は死んで詫びろ!!」

メア「酷い!?私だって2人の子供だよね!?」

ルリア&アラン「「悪い子にはお仕置きが必要だからよ?(だ)」」

ルーナ「逝ってらっしゃい。変態ストーカーのメアお兄ちゃん。」(冷たい目

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