表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀の歌姫による異世界EXAUDI  作者: Chernyy kot
‡Overture‡
11/44

†別れと再会†

新キャラ出ます。

やっと異世界要素出てきます。

誤字脱字あったらごめんなさいorz

 僕は神と名乗る少年に、鋼欣の夢の中へと導かれていた。

周りは真っ白で何もない。

本当に…鋼欣に逢えるのかな?

僕は不安になる。

すると、僕の目の前に逢いたくて仕方がなかった後ろ姿が見えた。

「こう、き……?」

と僕は小さく問いかける。

鋼欣はゆっくりと振り向いて、とても驚いた顔で、でも、泣きそうな顔で僕を見ていた。

「………ルー?」

と鋼欣は消えてしまいそうな声で呟く。

「うん……。僕だよ?」

僕は少し微笑みながら答えた。

「────っ!!!」

その後、鋼欣は僕の所に走ってきて…、気付けば僕は鋼欣に強く抱き締められている。

僕は驚いて小さく震えた。

それから、僕は鋼欣をそっと抱き締め返す。

鋼欣の体はとても温かくて、とても安心するようないい匂いがした。

「………っ!!ルーっ!!!」

鋼欣は泣いている。

体も小刻みに震えていた。

いつも僕を助けてくれて、おじいちゃんの厳しい稽古にも負けずに頑張っていた鋼欣が泣いている。

鋼欣は僕よりもずっと大きいはずなのに……、

今はとても小さく感じた。

出来ればこのままずっとこうしていたい。

でも、僕には時間がない。

だから、この短い時間で僕の想いを伝えなくちゃいけないんだ…。

「鋼欣……、僕あまりね時間がないんだ。

だからね?早く聞きたいこととか聞いて、

伝えたいことをちゃんと伝えたいんだ…。」

僕は泣きそうな声で話しかける。

今は泣いてはいけない。

いつも僕は泣いて鋼欣を困らせていたから。

せめて最後くらい…、鋼欣に泣きたいだけ泣かしてあげたいんだ…。

「時間がない………?」

と鋼欣は不思議そうに問いかける。

「うん……。

信じられないかもしれないけど、僕は今鋼欣の夢の中に入って会ってるの。

死んじゃったら、一度だけ出来るみたいなんだ。」

僕がそう言うと、鋼欣はとても悲しそうな顔をしていた。

「鋼欣……、鈴音は…どうなっちゃったの?」

僕は鈴音のことを聞く。

「鈴は……、逮捕されて、今は、精神科の病院に、いるはずだ…。」

鋼欣は途切れ途切れに言葉を紡いでいた。

「そっか…。

ねぇ、鋼欣…、鈴音のこと許してとは言わない。

僕もまだ許せないと思うから…。

でも、せめてね?

今までみたいに親友でいてあげて?

鈴音のこと、嫌いにならないで……?」

鈴音は病院で今何を考えているのかな…。

僕は……、鋼欣に鈴音のことを嫌いになってほしくなかった…。

だから僕は嫌いにならないでと、今までみたいに親友でいてあげてと懇願する。

「ルーは……、それでいいのか?

殺されたのに…?夢も奪われたのに……?」

鋼欣は僕を気遣うように問いかけた。

「よくはないよ?

怖かったし、凄く…、痛くて寒くて苦しかった…。でもね?それでもね……、鈴音は僕の大切な親友なんだ…。

いつも一緒にいて、笑って泣いて怒られて……、

親友だったことは間違いないんだよ……?

鋼欣は、違う?」

僕は不安になって鋼欣にそう尋ねる。

「……っ、鈴は…、親友だ。

それだけは絶対に変わらない……!!」

「そう、だよね…。だから、嫌いならないで?

いつか許せる時が来たら……、その時はまた親友でいてあげて?」

「分かった……。約束だ。」

鋼欣は僕に鈴音のことを嫌わないと、親友でいてあげると約束してくれた。

これで鈴音のことを任せられる。

「うん…。約束だよ?

それとね、孤児院の先生に、鋼欣の誕生日に渡そうとしていたプレゼント預けているんだ。

もう……、直接渡せないから、

受け取りにいってほしいの…。」

僕は鋼欣の誕生日プレゼントに、太陽の絵が彫られたペンダントを買っていた。

鋼欣は、優しくて強くて暖かい太陽のような人だからきっと似合うはずだ。

「……分かった。」

「遅れたけど……、誕生日おめでとう、鋼欣。」

「あぁ……、ありがとな。」

鋼欣はそう言って微笑む。

それから…、僕はどうしても伝えたいことを鋼欣に伝えようとした。

「うん……。それから、僕ね?

鋼欣にとても伝えたいことがあるの。」

「……なんだ?」

「ぼ、僕は……ずっと、その、あの……。僕…。」

ちゃんと伝えたいのに……、何故か僕の目からは涙が次々と溢れ出して止まらない。

どうして…?伝えたいのに!!時間がないのに…。

どうして…言葉が出ないのだろう?

なかなか話すことが出来なくて、泣いている僕を悲しそうに見ていた鋼欣は、僕の頬に手を触れて顔を上にあげさせる。

次の瞬間、僕のすぐ目の前に鋼欣の顔があった。

僕は……、鋼欣と唇を重ねている。

「────!!!」

僕は、驚いて目を大きく見開いていた。

でも僕は……、ゆっくりと瞼を閉じる。

それから鋼欣はそっと唇を僕から離して、僕を強く抱き締めた。

それから鋼欣は、僕の耳元で小さく、けれど、

はっきりとした言葉でこう囁く。

「ルー………、好きだ。」

「─────っ!!!!」

僕はまた驚いて鋼欣を見つめていた。

それから僕も、嬉しくて鋼欣に今までずっと伝えたかった想いを伝える。

「……うんっ!!ぼ、僕もっ……、鋼欣が好き…!!

ずっと…、大好きっ!!うっ…、うわあぁぁぁぁん!!」

僕は結局泣き出してしまった。

鋼欣も泣いている。

しばらく僕達は、抱き合ったまま泣き続けた。

そうしていると、突然頭の中に声が聞こえる。

─────もう、時間だよ。

今のうちにお別れを言っておくといい。

「………っ!!も、もう…、僕、行かなくちゃいけないみたい……。」

僕は慌てて鋼欣にもう時間だと伝えた。

その瞬間に、僕の体は徐々に消えていく。

「そっか……、お別れ、だな。

ルー…、俺は大丈夫だから、約束も必ず守るから、だからっ、ルーも安心しろっ!!な?」

そう言って、鋼欣は僕を安心させるように涙を流しながら綺麗に笑った。

「う、うんっ!!鋼欣も、元気でね…。

鈴音のことよろしくなの…。ばい、ばい…。」

だから……、僕も精一杯笑ってそう告げる。

そして、僕の意識はまたどこかへ導かれていった。


♬♪♬♪♬♪♬♪♬♪♬♪♬♪♬♪♬♪♬♪♬♪♬


 『お帰り。ちゃんと想いは伝えられた?

後悔はないね?』

少年は微笑みながら僕に問いかける。

「はいっ!!ありがとうございました!!」

僕は笑って少年にお礼を言った。

『そう、良かったね。

それじゃあ、もう一つの願いを叶えよう。

君には地球とは違う世界へ行ってもらう。

そこで君はまた歌えるようになるよ。』

「違う…、世界?」

『そう。そこは魔法がある世界。

人間以外にも魔族、獣人、精霊、エルフと君の世界にはいないものが存在する世界だよ。』

「魔法……?本当にあるんですか?」

『ある。でもこの世界はもう少しで危なくなってしまうんだ。

この世界の魔族達はね……、世界に破滅をもたらす者達なんだ。

そこで、私の願いを君に叶えてほしいんだよ。』

「僕に…、出来ることなんですか?」

『君にしか、出来ないことだよ。

詳しくは言えないけどね。

君にはこの世界に行って力をつけてもらうんだ。

そして、近いうちに召喚される勇者の手助けをしてほしいんだよ。』

「勇者……?」

『そう、勇者だ。

勇者1人ではとても魔族全員と戦えないからね。

だから君に手伝ってもらう。

そのために、ある程度の知識と必要な能力を私から贈るよ。』

「能力…?」

『まずは、“鑑定”

これは、この世界のあらゆるものの説明を見ることが出来る。

そして、“言語理解”

これは、この世界の全ての言語が理解出来る。

それから、魔力、体力、生命力とかを普通の人達より高くしよう。

最後にとっておきの贈り物だ。

それは……、“言霊遣い”と“契約”だ。

これは、その世界に行った時のお楽しみだよ。』

僕は少年から様々なことを説明される。

どれも正直理解しにくいことだった。

僕は……、異世界で勇者と共に魔族と戦わなければならない。

僕に、異世界を救えるのかな?

「あの、そんなに…、色々してもらっても大丈夫なんですか?」

『大丈夫だよ?

世界を救ってもらうんだから、これくらいしなきゃ駄目だからね。

それから、ある人達からも贈り物があるんだ。

もう、出てきておいで。』

「待ちくたびれちゃったわ。

久しぶりね?誰か分かるかしら?」

「分からなきゃ悲しいなぁ~。

僕泣いて死んでしまうかも…。」

「もう、死んでるわ。」

「そういえば、そうだったね。」

僕の後ろから話声が聞こえてきた。

その男女の綺麗に澄んだ声は、何故かとても懐かしく感じる。

振り向くと、そこには………、

「久しぶり。私達の可愛いルーナ。」

「本当に久しぶりだね。

それに大きくなって綺麗になった。

僕達の愛しい女神様。」

「おかあさん……?おとうさん……?」

僕の目の前には、ずっと昔に死んでしまった両親がとても優しい顔で微笑んでいた……。

父「神~?ルーナのワンピース異様に短い気がする  んだけど?」

神「それは私の趣味だからね☆ギリギリ見えちゃい  そうで見えないのがイイでしょ♪」

ルーナ「今すぐ長くして!?」

父「この変態神!!今すぐ普通にしろっ!!」

母「私の可愛いルーナをどんな薄汚い目で見てる   のかしらね~?」(黒笑

神「変態神とか薄汚いって酷いなぁ…。

  せっかくの美少女なんだから良いじゃん。

  膝枕とかしてくれると~、とても嬉しかったり  するんだけどなぁ…?(ついでにめくれたりした  ら尚イイ!!)」(チラッ

ルーナ「び、美少女!?僕は美少女じゃないよ!?

    それになんだか寒気が……。」

父「ルーナは美少女だよ?可愛いよ!!

  僕達の子なんだから♪

  ……で、そこの変態害虫神!!

  僕の娘に変なことしたら〆るよ?」(とっびきり  の笑顔

母「〆る?駄目よ?それでは足りないわ。

  血祭りにしてあげなきゃね~?」(黒笑

ルーナ「何々?お祭り?僕もやりたいっ!!」

神「私神なのに……。みんな酷いよぅ…。」(泣

ルーナ「???…何で泣いてるの?」

母&父「「放置しときなさい。」」

ルーナ「分かった!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ