後日談、その2
義夜支店です。いえ視点です。
「ギィ…」
俺の腕の中ですやすやと眠る千陽が呟いた。
顔を覗き込むが瞼は閉じている。どうやら寝言みたいだ。
「…夢の中で呼ぶのはそいつなのかよ…」
少しイラッとして、幸せそうに眠る愛しい女のふっくらした唇を塞いでやった。寝ていようがおしおきはおしおきだ。
唇を舐めても舌を入れても起きる気配はない。安心しきっているようで複雑だ。
そして、寝ている女に手を出す男の構図に頭を抱えた。
「35にもなる男が…余裕無さ過ぎだろ」
自分の情けなさにはぁとため息が漏れた。ふわりと千陽の前髪がなびく。
結果的に言えば、まだ手には入っていない。
言っておくが不能ではない。
「大好きだよ、義夜さん」
千陽の言葉に、こちらに手を伸ばす仕草に柄にもなく舞い上がり、その小さな身体をかき抱いた。
初めて千陽のそういう意味を込めた温もりは、今まで手にしてきたものとは比べ物にならなかった。布越しの柔らかい感触、手に滑る身体のライン、手にすっぽりと収まる頭から香る甘い香り。
全てが俺を喜ばせた。
ぎゅう、と抱き返される感触にはっとし、手にした事に満足しつつあった心を叱咤し服に手を伸ばした。俺の手を追うように、視線をやる千陽の瞳には熱が見てとれた。
胸のボタンを外し、恥ずかしがる千陽を横目で見つつ、日に焼けていない白い肢体を暴いていく。
初めて見る千陽の身体に、どこか懐かしさを覚えながらも吸い寄せられるかのように口付けていた。
「んっ」
くっきり浮いている鎖骨から、今はまだ隠れている胸の間に唇を這わすと、身体が震えているのに気づいた。
「怖いか?」
「あ、う、ううん違うの!ごめんなさい…!く、くすぐったくて…!治療の時も堪えるの必死だったんだけど…」
「…治療?」
というのはきっとあの身体を治す方法の事なんだろう。
それが今、千陽は思い出し、それと同じ事を俺がしているという事は。
「…千陽、ギィの治療というのは一体どういう事をしてくれたんだ?」
「…え?え、あ…」
先程までの色っぽい空気が失せ、目があちこち泳いでいる。
その反応で十分だ。
「そうか。お前の身体に触れたのは許せないが…身体を治す為だ、仕方がない」
自分自身への行き場のない怒りを抑え、まだ見た事もない領域に触れようと手を進め暴いていく。
そこから見えるほんのり色づいた手足に、胸に、腹に、凶暴な欲が膨れ上がる。
これに、ヤツは―――!
千陽の制止をどこか遠くで聞き、もがく身体を押さえつけ、ヤツの残した跡など消えるようにと口付ける。
手の先から指の間、足の裏や柔らかい太ももの内側。耳の裏側や背中の窪みはどうやら弱いらしく、短い声に色がのる。
息が荒くなり、互いの身体がじっとりと汗ばんでいく。しかし千陽の口からは変わらず「待って」と「やめて」しか出てこない。
やっぱり俺よりギィの方がいいのだろうか。
人である無力な俺ではギィを超えられないのだろうか。
千陽の許しを、全てを貰おうと全身を愛撫する。
「やぁ…っ!」
こんなに余裕なく懸命に女に縋る事になるだろうとは、昔の自分は思っていなかっただろう。
どれだけの時間が経っただろうか。
小さな身体に自分がつけた無数の印を見ても、胸の燻りはまだ消えない。
「千陽…っ」
その可愛らしい唇で名前を呼んで、その目で俺を見て。
そう願った俺の呟きに、彼女は応えてはくれなかった。のろりと手の平に口を当てたまま顔を上げると、すぅすぅと小さな寝息を立てて眠る千陽がいた。
「…寝て…る?」
顔の前で手を振っても頬をつついてもしっかりと閉じられている瞼。
寝落ちされるなんて初めての事に、しばし呆然と見てしまった。けれど目の前にある寝顔はとても幸せそうで、一気に肩の力が抜けた。
「っは。…何ガッツいてんだよ…。…ていうかしつこいな、俺」
こんな奴だっただろうかと頭をがしがしとかくと、幾分冷静になれた。
まぁある一箇所はまだ冷静になれていないが、これは後に解決するとして。折角のチャンスを自分の嫉妬で無駄にしてしまったが、これからはもう少し大人の対応をしなければ。
千陽が安心して俺の傍で寝ていられるように。
ずっと傍にいられるように。
*
俺があの夢を見るようになったのは、センリの存在を知ったのは、12月8日。
俺が8歳になって3ヶ月程経った頃だった。
突然夢に現れた異国の大人のお姉さんと自分が、楽しそうに会話をしている不思議なものだった。
その夢は頻繁に見れる物ではなく、忘れた頃にふと見る程度の物だった。
2週間、下手をすれば半年見ない時もあった。
内容はとてもささいな物で、座ってただ話していたりだとか、空を見上げていたりだとか、そんな何気ない日常の一枚。
繋がってはいないぶつ切りでストーリー性のないものだったが、それでもどこか懐かしく、それを見れる日を待ち望んでいた。
幼いながらに気付いてはいた。
夢の中の自分が人ではなく、彼女をとても愛おしく思っている事を。
そしてそれは、過去に自分が過ごしてきたという事を。
色の無い日常は、それが欠けていたという事を。
だけどこんなの見せられても、どうすればいいんだよっていう話だった。
ただ、頭がそう思っていても、感情は違ったものを吐き出す。
愛しい。
そんな感情、俺には持ち合わせていなかった。
過ぎる毎日はつまらなく、ただ友人と適当に駄弁って適当につるんで、繰り返す全てのものをただ適当にやり過ごしていた。
未成年だがタバコも吸った。酒も飲んだ。
だけど、何をしても楽しませてくれるものはなく、俺の感情は動かされなかった。
あの夢以外は。
両親が言うには大人しい子。
友人が言うにはつまらない奴。
彼女が言うにはクールな人。
初めて夢を見た日から10年が経ち、自分を現す言葉は様々なものだった。仕方がないじゃないか。起きている限り、あの人に会えないのだから。
あの人と同じ年になったという現実に、嬉しくもあり、悲しくもあった。
それはそうだ、夢は時が止まっている。どう頑張っても同じ時間軸で生きてはいけない。
大人だと思っていた女性は、可愛い女の子になった。
そして数ヶ月ぶりの夢を見た。
それは今まで見てきたぶつ切りの画面を、1から繋ぎ合せた映画のように、初めから終りを映してきた。
そこで初めて今まで見ていた幸せな所以外を見せられ、予期せぬ終りに、果てない続きに、涙を流しながら飛び起きたのを今でも覚えている。
自分のせいでセンリが死んだ。
呪いを受け、今もどこかで苦しんでいる。
自分を呪った。
どうして今まで幸せに浸りきり、夢を待ち遠しく胸を躍らせていたのかと。
そして何故今これを見せるのかと。
昔からつるんでいる成瀬に夢の終りを伝えた。
腐れ縁である成瀬には、子供の頃に自慢げに話した時からその習慣が癖についてしまっていた。奴のやたら笑うあの顔のせいで、余計な事もペラペラ喋らされてしまうのだ。
すると奴は事も無げにいつものように笑って言った。
「今世で会えるんじゃない?彦星と織姫的な感じで。なんかお告げっぽいじゃん?」
余りにも軽く言うもんだから、そうなのかとすっかり信じてしまった。
そして奴の歯車に乗せられ、パティシエという未知なる世界に飛び込んだ。
前世との繋がりを、今世に結びつけられるように。
「やっとお店が開けるねぇ」
俺の部屋のテーブルに色々な書類を目の前に置いて、感慨深そうに笑みを深める成瀬。
22歳の癖に中坊に見える幼い顔の裏で、親の会社を任せられつつ、今では何軒も店を持つ経営者になる程キレ者になっていた。
そんな奴に、『経営は僕に任せて君は菓子だけ作っていればいいよ』と軽く言われれば、頷く以外の返答はしないだろう。
「名前、どうする?僕が決めようか?どうせ面倒くさいって言うんでしょ」
流石成瀬。伊達に長年つるんでいない。俺の言いたい事を分かっている。
「なので色々考えてきましたよー!【スウィート★ぎぃやん】とかどう?超シャレてない?」
キレ者ではあるが、ここら辺はとても残念な所だ。
任せるとは言ったが大変な事になりそうだと思いながら、あまり期待せず書類をパラパラとめくる。ぱっと見た感じ頭が痛くなりそうなものがズラズラと並べられていた。ここまで来るといっそ凄い。
結局自分でつけなければならないようだ。
知っている単語を頭に思い浮かべていくと、自然と口から言葉が出ていた。
「ルヴォワール」
「お、それいいんじゃない?カッコいいし」
今の君達にピッタリだよね、と肩を叩かれた。
その言葉を出した事によって、見えない未来に希望が灯った気がした。
*
人生を共にする店に、名前をつけた日から2年。
奇跡というものは俺に味方をしてくれたらしい。
厨房の中から小さい窓越しに、長年望んでいた人を見つけた。泡立てていたクリームが盛大に床に吸い込まれていったのは気にしていられなかった。
姿形が変わろうともすぐに分かった。
近くにある高校のセーラー服に身を包んだ身体は、人より大分小柄で、抱きしめたら折れそうな位儚い。小さな顔に大きめな濃紺の瞳には、どこか昔の面影があった。少しふっくらした唇に、髪は肩に付かない程度で、少し癖があるのか、耳にかけたものが何度も落ちてきて少し苛立っているように見えた。
ショーケースに入った俺の作った菓子を、一生懸命見つめている様子が可愛くて笑ってしまった。すると目の前にいた同僚が目を見開いて、まるで恐ろしい物を見たかのようにこっちを凝視していたから居心地が悪い。
すぐに視線を戻し、一挙手一投足見逃さないよう食い入るように四角い枠に収まる少女の姿を追いかけていた。
指差して選ばれたのが木苺のプリンである事が見えた時は、目の前が真っ赤になった。この薄い扉を開けて、その小さな身体をこの腕に収めたい。そんな感じたことのない凶暴な欲が膨れ上がり、扉を開けて会いたかったと、愛しいと叫びたかった。
だけど扉に手をかけた瞬間、バチッと音がし、青白い光が出る程の静電気によって手を離さざるを得なかった。この店に来て初めての事に、真っ暗な闇に落とされたかのように急速に欲がひいていき、先程までのはなんだったのかというくらい冷静になった。
そして自分の手を見下ろし愕然とした。
会ってどうするのだ、と。
自分のせいで呪われたのに。
目の前の扉が俺に言う。
お前にそんな権利はないと、これがお前との距離なのだと俺を阻む。
扉は重く、開けられなかった。
再び顔を上げてカウンターを見た時には、彼女の姿はどこにもなかった。
ああ、それでも。
一度だけでも、その姿を見られただけで十分だ。
一期一会の再会だと思っていた俺の前に、再び彼女が現れた。初めて見たあの日から1週間後の事だった。そのまた3日後にも来た。
そしていつも買って行くのは俺が作った木苺のプリン。店にあるスペースで食べていくのも木苺のプリン。
どうやら彼女の口に合ったようで、たまらなく嬉しくなりだらしなくニヤけていると、たまたま店に寄った成瀬に見られた。何その顔どうしたの初めて見たんだけどと問い詰められ、全ての経緯を話した。いや喋らされた。
「なんで『俺だよー!会いたかったよー!』って抱きつかないの?ヘタレなの?」
見もフタも無い言い方をする成瀬に苦笑した。
そうだ、きっと俺は怖いんだ。恨まれているかもしれない事を、忘れられているかもしれない事を。
そして自信がない。
彼女を幸せにしてやれる自信が。
だから。
これから先、彼女は誰とも結ばれる事が出来ず、その度に悲しみに泣くだろう。
傍で慰める事は出来ないが、遠くから見守るつもりだった。
このルヴォワールの店で、彼女だけを想って。
いつまでも一人で。
2年半後、俺が26歳になっても彼女はまだ通い続けていてくれていた。
買うのはいつも決まって木苺のプリン。
ここのプリンが今まで食べた中で一番美味しいと、一緒にいた友人に言っていたのはどれくらい前の事だっただろうか。
そんな彼女はもう大人になり始めていて、昔の幼さが少しだけ身を潜めていたが、背の方は伸びなかったようで総合的に言えば余り変わっていなかった。
俺の千陽への気持ちは、昔の記憶を引きずっているものだと思っていた。
あの竜の気持ちが今の俺を形成している、そう思っていた。
けれど、俺はセンリを求めてはいない。
キッカケはそうかもしれないが、俺が欲しいのは8つ年下の、学校帰りに友人と仲良くプリンを嬉しそうに食べて帰る、千陽のあの笑顔なんだ。
この店に入る前に見せる、年に似合わない憂いを秘めた表情も、全てが俺を沸き立たせる。
「わぁ千陽ちゃん、綺麗になったねぇ。これじゃあ彼氏の一つや二つあっという間だろうに」
勝手に名前を盗み聞きし、さも知り合いのように話す成瀬は相変わらず俺を焚きつけようとする。あまり見てると捕まるぞと釘を刺し作業を開始すると、扉の向こうから千陽達の会話が聞こえてきた。
「えーまたプリンでいいの?誕生日ならもっと豪勢なの頼みなよー。驕り甲斐のない!」
心臓がドキリと跳ねた。
18歳。
それは、センリが世を去った年。
震える手を掴み、次の指示を出そうと口を開くが声が出ない。固まっていると成瀬に頭を叩かれた。
「そんなに心配ならさっさと行って来い!目で見て安心して来いよこのヘタレが!」
丁度あっちも忙しいんだ手伝って来いと、勢いよく扉を開いて突き飛ばされるように店内へ入った。
店内には静かな音楽に甘いケーキの香り。客の視線が一斉にこちらに向いたが、千陽の目だけはショーケースを見つめていた。
それにホッとしたような残念なような複雑な気持ちを胸に留め、帽子をとって髪を顔にはりつける。手が震え、心臓の音が聞こえるんじゃないかというくらい緊張していた。
知られないよう少し息を吐き、未だ食い入るように見ている千陽に声をかけた。
「…何か、お決まりでしょうか?」
「え、あ、はい」
俺の声に気づいた千陽は顔を上げ、その大きな瞳を真っ直ぐにこちらに向けてきた。
その瞳に自分が見え、愛しいという感情がこみ上げる。
映る自分は、見たこともないような優しい顔をしていた。こんな顔をしているのかと頭の片隅で思いながら、目を逸らす事も出来ず、口を開く事も出来ず、ただこの瞬間を記憶に刻もうと意識を総動員させていた。
次を言わない俺におかしいと思ったのか、首を傾げた千陽が一瞬眉をひそめる。そしていきなり右手で頭を押さえたかと思うと、大きな目を更に見開いていた。
「―――ィ…」
あまりに小さな声だった為少し近寄って耳を寄せた。
ギィ…ギィゼル、ハインス―――…?
ざわりと心臓が掴まれる感覚が、鼓膜を震わすその名前が俺を歓喜に打ち奮わせた。千陽が俺の…昔の名前を呼んだ、それもつがいである証の真名を。
千陽、と待ち望んでいた人に触れようと手を伸ばすと、涙を一滴溢した瞳が俺を見つめながら視界から消えた。
ドサリと音が響く。音の方に視線をやれば、足を押さえて床に倒れている千陽の姿。
漂う気配に、あの時の記憶が蘇る。
センリに埋め込まれた呪いは、永遠に好いた相手と結ばれない為のものだと思っていた。
だけどそれだけじゃなかったんだ。
今になってようやくあの呪いの奥底に埋め込まれた本当の意図に気づいた。
俺に会ってはいけなかったんだ、と。
会いたいと、それだけを願ってきた今までの事は、全て千陽を苦しめる為のものだった。
自分自身に苛立ち歯を食いしばる。自分が馬鹿すぎて殺したくなる。
呆然と立ち尽くしているとざわざわと店がどよめき出し、成瀬が異常を察して駆けつけて来た。俺は成瀬に千陽を頼み、救急車を呼ぶ為にその場を離れた。
「おい…義夜…?」
「…頼む、成瀬。俺は―――」
「義夜!?おい…っ!」
それから千陽が店に来る事はなくなった。
千陽がどうなったかは成瀬が個人的に調べて俺に話してくれたが、聞く気にはなれなかった。
ここにいないという事は、苦しんでいるという事なのだから。
開放できるのは、俺じゃない。
他の誰かなんだ。
誰か彼女を救ってくれ。
誰でもいいから、こんな役に立たない命などいらないから、
彼女に幸せな未来を。
その願いを汲み取ったのが奇しくも自分自身だと知る事になるのは、
千陽がルヴォワールから姿を消して8年後の事だった。
*
「ん」
「おはよう」
俺の腕の中で千陽が目を覚ます。まだ眠そうで瞼はまだ完全に開ききっていない。
朝の光が眩しいのか、その光から逃れようと擦り寄ってくる。そして俺という壁にぶつかってから状況に気づいたのか、勢いよく顔を上げる。
「おは…よって、あれ!?わ、私昨日…!」
「よく眠っていたな?いい顔して俺を置いていきやがって」
うわぁという声が聞こえてきそうな程口を開けて固まる千陽。
その様子が面白くて笑ってしまう。
「ふ。別にいい。追いかけるのは慣れている」
「う、うう…」
小さな身体を抱き寄せ頭に自分の顔を埋める。ふわふわと柔らかい髪が頬を撫でる感触が心地よい。
「…なぁ千陽。ルヴォワールの意味を知っているか?」
「意味?フランス語っぽいなって事くらいしか分かんないなぁ…」
「Revoirの意味は『再会』。…俺はそれだけの為に今まで生きてきたんだ。あのプリンに全ての望みをかけて」
額にも唇を落とす。
「だから、もしこの先お前が俺から逃げようとも、無理な話なんだよ」
しつこい俺からは逃げられないんだ。そう言うと、左胸に温かいものが押し付けられた。
ちゅ、と音が離れるとふわりと笑って俺を見上げてくる。
「…残念。私、足凄く速いよ?義夜さん追いつける?」
「望むところだ。車でも電車でも飛行機でも全てを駆使してやる。どこにいようがこの地球にいるならば、どんな手を使ってでも掴まえてみせるよ」
何度でも、何度だって。
愛しい彼女をこの手にする為ならば。
いくら本人に許しを貰っても起こった事実は変わらないので、
これからずっと“好きな女を死なせた”という負い目を背負って生きていく訳です。
多少強引に事を進めてもやっぱり相手の想いや気持ちが気になり、不安になってストップがかかる感じです。この人は。
犬のように千陽の様子を見ていますwwチラチラとww
「負い目なんて知らねぇ関係ねぇ!好きなんだから!」と全てを振り払って強引に突き進むヒーローはあまり好きになれないので、
これからも義夜はヘタレから抜け出せません!ので!あしからず!




