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昔のアルバム

精神世界へ

作者: 杉孝子


俺たちに残された未来は

後何年残っているのだろうか


本当に世界の終わりが来るのだろうか

生きている

俺たちは生きている


しかし未来を信じて生きているのだろうか

目的も無く

何も信じるものが無く


愛することの出来なくなった人々が

溢れかえっているこの世界に


神の裁きが行われるだろうか

あのソドムとゴモラのように


金やセックスに堕落してしまい

生きた死人となった連中ばかりが

街を彷徨い歩いている


平気で友を裏切り

親をも殺す人間たち

自らの命を絶つ人々


あまりにも物質にこだわり

精神を退化させた人々


架空の世界に嵌まり込み

考えることの大切さを忘れた子供たち


俺たちに残っているのは

この世界で息絶えることなのか


本当の幸せ

本当の愛

本当の人間らしさを

取り戻せなくなったのか


そんなはずはない

みんな幸せを望んでいるはずなのだ

神の声を聴き

神の教えを受けたがっている 


愛する人々を守らなければならない

たとえ物質文明が滅び去ろうとも


新しい世界が待っている

神のいる国

精神世界の入り口が

すぐそこに広がっている


お読み下さりありがとうございました。

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