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6:返信




   ・前回のあらすじです。

   『依頼いらいのなかみをユノが確認する』










(あまりながく留まってるつもりはなかったけど)

 手紙てがみりたたんで、ユノは(ゆか)放置ほうちしていたかばんにしまう。

(みち)にまよってたところだし。やれるだけのことはやっておこうかな)

 うんっ。とびをする。

 (かき)ものづくえすわって、『了解りょうかい』の(むね)を伝える文書ぶんしょ(したた)めにかかる。

 まごまごしながら返事を書き()え、伝書鳩でんしょばと役のイリスをんだ。

 返信へんしんをイリスのあしにむすび、まどから飛ばす。

 あか()れた空へ消えていく白い鳥。彼女かのじょ見送みおくって、ユノは硝子がらす(まど)を閉めた。

 ぱたん。

 せまい客室に、空気のふくれたようなおとる。

 仰向あおむけにベッドにねころがり、木目(もくめ)天井てんじょうをユノはながめた。

明日あした早目はやめにギルドに行って、グールのこととか調しらべないと)

 冒険者(ぼうけんしゃ)ギルドには、各地からひとがあつまってくる。

 ここエルドランの支部であれ王都おうとの本部であれ、それは変わりなかった。





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